以前ご紹介しましたセルジュ・ムーユ
大好きな照明デザイナーの一人です。
個人的にはルイスポールセン、インゴマウラーとあわせて、必ずリフォーム時に盛り込みたいと思っています。
今、青山のイデーエカルテにて、回顧展を行っています。
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IDEE SHOP ecarte ではセルジュ・ムーユの小さな回顧展を開催中。貴重な写真や資料を交え、彼の世界観をご紹介しています。また、セルジュ・ムーユ関連書籍も各種ご用意しました。ぜひお越しください。
IDEE SHOP ecarte/イデーショップ エカルテ
東京都渋谷区神宮前5-3-14 TEL: 03-3409-6581
OPEN: 11:00~19:00
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ちなみに上記サイトには、この秋開催されるデザインイベント Tokyo designers Week、100%design、DesignTide につながるDesignFlowを主催するIDEEファウンダーの黒崎さんの寄稿も。
初めてセルジュに会ったときに、実はマークニューソンと一緒に遊びに行ったという裏話も。
へーそうなんだ。
つくづく人とデザインを見つけてくるということにかけては天才だと思います。
ちなみに、セルジュはEUでは別でパテントが発生しているために、IDEEのセルジュは日本かアジアかのリージョンでのみパテントがあるものです。たしかUSAも大丈夫だったかと。
そして、EUのものより、はるかに安い!!。これは相当なポイントです。
とくに今はユーロ高ということもあり、USAで入手すると、EUからのインポートより日本からのほうが半額近くになるということもあります。
そういう意味でも興味深いですね。
アイテムとしてはやはりもっともシンプルな
がお勧めです。
銀細工師という背景を持っているためか、細い繊細なラインとやわらかいふくらみのあるシェード部分のバランスが絶妙です。
IDEEの紹介にも書かれていますが、イサムノグチやジャンプルーヴェといったシンプルなかつ構造力学的な視点をもつデザイナーに囲まれてデザイン活動を行って、その間に(おそらく)室内における照明のあり方という考え方の中から、スタンドやシーリングから、什器の照明という方向へと向かったのは必然かも知れません。
その代表であり、また、IDEEの飲食店舗でよく使われていたのが
APPLIQUE MURALE 2 BRAS PIVOTANTS アプリク ミュラル 2 ブラ ピヴォタン
壁から垂直に突き出す2つのアームをそれぞれ独立で動かすことができ、また、シェード部分の向きを360度で回転することができます。
ソファの上からダウンライトのように使用するもよし、壁にあてて間接照明にするもよしです。
銀細工までは行かなくとも、彫刻系出身のデザイナーとしては、今目黒CLASKAで活躍中の岡ちゃんも彫刻だし、デザイナーではありませんが、エレファンとデザインの西山さんもやられていたそうで、いろいろなところにいらっしゃいそうです。
そぎ落とすことと積み上げていくこと、それぞれがやり方としてあるそうで、
それがデザインそのものの行為に似ているのでは、という話が印象的でした。
セルジュは、何を思い、何を見てこのデザインを起こしたのでしょうか?
個人的には、植物や昆虫のように思えてなりません。最後に見たのは10年以上前になりますが、ナナフシという昆虫がいるのですが、はじめてみたとき、その造形(美ではなかったですが)には衝撃を受けました。
シンプルな中に、生命を感じさせる曲線と、でも金属的な素材感とどこか柔らかい間接の動きのようなものが
そこにはあり、なにか精神的な部分でのアールデコ そぎ落とされたエルゴデザインのようなものを感じました。
ぜひ、この機会に青山にいくことがあれば、イデーエカルテで現物みてみてください。
表参道と渋谷の間の無印良品を入ったあたりにお店はあります。



