・傷つけて傷ついたあの青き日の裂けた夕陽がいまさら疼く

 

・傷つけて傷ついたあの青き日に裂けた夕日がいまさら赤し

 

・あやまちて踏みしひよこに立ちすくむ母の無言に今も聞き入る

 

・青き日の消したき記憶陽に曝しちょい悪みたく粋がってみる

 

・父立ちて剣舞詩吟の切っ先とその舌鋒の向かうは何処