私の短歌の師匠は寒川猫持宗匠である・・・と私は 勝手に思っている 宗匠とお近づきになれたのはドイツのイゼルローンと言う小さな町の語学学校であった もう半世紀近くも昔のことで お互いまだ若かった 宗匠は10代後半 私は+5歳であった 深い親交は無かったが印象は強く残ってる 今から10年ほど前に共通の知人を介して再び記憶に戻った時はもうすっかり著名人になっておられた 今も眼医者で歌よみ&文士で著書もたくさん書いておられる NHKの「課外授業ようこそ先輩」の他 かつては関西のテレビにも出演し特に地元では有名なのである 寒川猫持・書籍 ブログ

 

 私は 以前 『私の方丈記』と言う題でブログを書いていた 宗匠からも時々コメントを頂き 初めて短歌を詠むことになった 還暦を迎え好きだった蕎麦屋に転身し新たな人生をスタートして間もない頃だった それまで短歌に憧れはあったが詠むことはなかった 

2009年3月6日 初めて詠んだ短歌をブログに載せた ブログは当時のまま今も残っている 『私の方丈記』(2009年3月6日)

 

 何かのきっかけでブログ『私の方丈記』が短歌教室の様になり それが半年余り続いた事があった 10人ほどのブログ仲間も参加し短歌を持ち寄って宗匠の添削を受けるようになったのだ 今回あらためてブログを読み返してみて今更ではあるが実にすばらしいご指導だった 初心者の私にも真摯に手を抜くこともなく ある時は厳しくある時は少し持ち上げるように優しくご指導頂いた 本当に今更ではあるが感謝に堪えない思いである( 尚 お世話になったのは短歌だけではない)

 

 

 多彩なブログ仲間の一人で関西のある新聞のコラム欄を週一で担当していた人が ある時 蕎麦職人の私と短歌教室のことをそのコラムで紹介してくれた事もあった 

当時のブログ仲間をペンネームで挙げると : 猫持(師匠) 花形みつる 弥三郎 オランウータン 職人太郎 KAKA天下 karu TAC Wunderhold(ドイツ人) そして私(アクア)である 

今はただ懐かしき人のみ多かりき・・・である