お客様の要望から形になった レイアウト実演講座「Wasabi 水草ラボ」
こんにちはＡＱＵＡＳＨＯＰｗａｓａｂｉです。
ブログを始めて７年半。
その間、多くの読者の方々から、
「本やネットで色々勉強したのですが、どういう手順で石や流木を置いていったらよいのか分からないんですが。」
「これから水草水槽を始めたいんですが、どのぐらいのサイズの素材を選んだら良いのか分からなくて。」
「初めて石組レイアウトに挑戦したのですが、どうしてもソイルを高く盛れないんですよ。」
といった数々のお悩みの声を頂いておりました。
そういったお悩みをお持ちの方々から、「直接レイアウトを教えて貰えないですか？」、「ブログを読んでいたらwasabiさんに教えて貰いたくなりました。」、「レイアウトの講座は開催されてないのですか？」等のご要望がたくさん寄せられてきました。
そこで、今年9月よりメールマガジン読者の方に先行してこのようなお悩みを解決するレイアウト教室「Wasabi 水草ラボ」を開始し、ご参加頂いた皆様に喜んで頂けるサービスが確立したので、この度、ブログでも『水草ラボ』の開催日時の告知をすることとなりました。
レイアウト素材を配置する段階って、本やネットでは限界があり、一番分かり易いのは、リアルに目の前で構築されていくシーンを見て頂くことかと思います。
実際に当店の「水草ラボ」を受けて頂いたお客様からは、「なるほどー、そういう手順で素材を配置していけば、ソイルを高く盛れるんですね！」、「構図の大切さが良く分かりました」、「自分の中に発想のなかったレイアウトを提案頂いたので、次のレイアウトで再現したいと思います。」と、お喜びの声を頂きました。
「水草ラボ」では、１組様限定とすることで、ご希望のレイアウトデザインを２パターン実演できますので、迷っておられる素材やレイアウトが複数ある場合、比較頂けるのもメリットです。
また、参加頂いた方からも、「近くでレイアウト作成する際の手元を見れて参考になった。」「1人なので、質問したい時に適宜質問出来て良かった。」と密なコミュニケーションが取れたことをお喜び頂けました。
新サービス「Wasabi 水草ラボ」が皆様の新しいレイアウト創作のヒントやお悩みの解決策になれば大変嬉しく思います。
【講義の流れと内容】
１. 参加者様には予めメールにて、ご希望のレイアウトスタイルとレイアウト素材を２パターン分お尋ねします。特にご要望がない場合には当店が選んだデザインで実演いたします。
２. ６０×３０×３６cmの空水槽を用いて、事前にリクエスト頂いたレイアウトをご希望の素材を使って配置し仮組を行います。
３. レイアウトを作る際のポイントやノウハウについてご説明します。
４. 質疑応答を行います。
５. 上記１～４の流れで、ご希望のレイアウトを計２パターンお作りします。
【WASABI水草ラボ 開催概要】
日時 ２０１８年 １２月１６日（日）
AM１０：３０ より
お申込み期限 ２０１８年 １２月９日（日）締切
場所 AQUASHOP wasabi
定員 １組様
講義時間 ６０分
【講義内容】
石・流木の配置仮組みまでのデモンストレーションを２パターン作成。
使用水槽 ６０×３０×３６cm
【お申し込み方法】
下記のメールアドレスまで、お名前、ご住所、お電話番号を記載の上、「水草ラボ」参加希望の題名を付けて送信ください。
info@aqua-wasabi.com
※２営業日以内に当店より返信がない場合には、お手数をおかけしますが、お電話にてお問合せください。
【参加費用】
３０００円（税別）
※事前入金でのお支払となります。
ＡＱＵＡＳＨＯＰｗａｓａｂｉでは、水草水槽の醍醐味「レイアウトを創作する楽しさ」を体感して頂けるよう、お客様一人一人に寄り添ったオーダーメイドサービスにこだわっていきたいと思います。
※今年の６月よりシリーズ連載しておりました「９０ｃｍ水槽を立ち上げてみよう！世界水草レイアウトコンテスト２０１９へ向けて」は今回一旦お休みとさせていただきました。次回のＢＬＯＧから続きを連載していきます。
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９０ｃｍ水槽を立ち上げてみよう！世界水草レイアウトコンテスト２０１９へ向けて〜その１０
こんにちは
京都の水草レイアウト専門店ＡＱＵＡＳＨＯＰｗａｓａｂｉです。
6月から連載をスタートしました「９０ｃｍ水槽を立ち上げてみよう！世界水草レイアウトコンテスト２０１９へ向けて」のその１０です。
しばらく更新ができなかったので、今までの内容につきましては過去ブログをご参照ください。
内容は素材シリーズということで、各素材の特徴を細かく１種ずつ見ていきたいと思います。
今回は「龍王石」について。
誰もが一度は憧れる草原風レイアウトで最も使用頻度の高い素材ですね。
見栄えとしては石素材の中で最も映える形状と質感を持っていますが、大量に使用すると水質に影響を及ぼすことがあるので、底床作り、日々の管理で工夫が必要となります。
とはいえ、石組レイアウトはあらゆるレイアウト技術の基礎となるので、一度は経験を積む必要があるレイアウトですね。
構図を意識した上で石が上手く組めるようになると、どんなレイアウトにも応用が利くので、まずは天野尚写真集やＡＤＡサイトでお手本となるレイアウトをよく観察し、まねをして組んでみると良いかもしれませんね。
最高難易度の三尊石組ではなく、比較的バランスを取りやすい放射状石組、素材の質にあまり左右されにくい山脈状石組もあるので、手持ちの素材と水槽サイズに適したスタイルを選ぶと良いですね。
【特徴とポイント】
見た目・・・キングオブ石といっても良いほど見栄えの良い質感を持っています。
水質・・・大量に使うと水がアルカリ性に傾き、硬度も上昇傾向になるので少し注意が必要です。硬度を下げるためにＡＤＡソフナイザーの導入も効果的です。
レイアウト難易度・・・三尊石組など石を前面に押し出すレイアウトをする場合には個体サイズ、形状の選択はシビアで、配置する場所や配置角度なども高いスキルが必要。
管理・・・明るめの色のため、藻類が目立ちます。綺麗に維持管理するために、定期的な換水、適切な施肥、藻類駆除用生体の導入など細やかなケアが必要です。
次回以降のブログでも、素材ごとに特徴を整理していきますので、ご自身にマッチしたレイアウト素材を見つけて頂ければ幸いです。
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９０ｃｍ水槽を立ち上げてみよう！世界水草レイアウトコンテスト２０１９へ向けて〜その９
こんにちは京都の水草レイアウト専門店ＡＱＵＡＳＨＯＰｗａｓａｂｉです。
6月から連載をスタートしました「９０ｃｍ水槽を立ち上げてみよう！世界水草レイアウトコンテスト２０１９へ向けて」のその9です。
。
前回からかなり更新が開いてしまったので、内容を忘れてしまった方は遡って再度読んで頂ければ幸いです。
これまでの記事でデザインのところは全て触れましたので、今回からは実際に素材選びに入りたいと思います。
まずはレイアウト素材の種類についてです。
ネイチャーアクアリウムで使用される素材は流木か石のいずれかになります。プラスチックやその他人工物は使用しません。
自然界にある物質でレイアウトを行うことで、水草や生体との調和を取り、見た目もより自然感が強く出ます。
本日は素材シリーズの第１回目となりますので、実際に石と流木の特徴を見ていきましょう！
【石の特徴】
水質・・・石の種類によっては大きく水質を変化させてしまう物があるので、使用する水草を考慮して石の種類を選択しましょう。
下処理・・・軽く水洗いするだけなので、扱いはとても楽です。
レイアウト難易度・・・デザインにもよりますが、流木に比べて難易度は高くなります。サイズ選び、配置の場所、配置角度などシビアなレイアウト技術が時として必要となります。
【流木の特徴】
水質・・・弱酸性の水質に傾けるため水草とのマッチングが良くとても使いやすい素材です。
下処理・・・セット初期に浮かんでしまうため、重石が必要など、ひと手間かかります。
レイアウト難易度・・・サイズ感と枝っぷりが良ければ、初心者の方でも非常に見栄えの良いレイアウトが作れます。レイアウト難易度は石と比べて下がります。
レイアウトデザインを考える際、まずは「石」か「流木」どちらをメインとして使うのかを決める必要があるので、各素材の特徴を把握しておく必要がありますね。
次回のブログでは、レイアウト素材の詳細を順番に見ていきたいと思います。
こうご期待ください。
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