西の方の梅雨が明けました。
関東地方もあと少しでしょうが、
何だか明けてしまったような
天気が続きます。
そんなことで
心配なのは熱中症。
レッスンに
いらっしゃる生徒さんには
水筒などの持参を推奨、
この時期限定で
気温が高い日は
その対策用の飴も
配ることにしました。
毎年どんどんと
最高気温が更新されそうな
暑い夏を何とか
乗り切らないと、ですね。
では本日がお誕生日の
方々をどうぞ
三波春夫(みなみはるお)1923年7月19日～2001年4月14日(享年77歳)日本；新潟
歌手。本名；北詰文司
国民的歌手としてのイメージが固まったのは
日本万国博覧会での
「世界の国からこんにちは」を
歌ってからでしょうか。
また彼の「お客様は神様です」という
言葉も名言ですね。
それにプラス観客の前では
いつも笑顔を絶やさなかったというのも
プロ中のプロといえるかもしれません。
しかし、彼の前半生は
波乱に満ちたものだったようです。
16歳の時に浪曲師として
デビューするも戦争で陸軍へ。
終戦を満州で向かえ、
今でも遺骨すら見つからないという
シベリア抑留を経験します。
今でも話題になりますが、
食事すら与えられず、
過酷な労働を強いられた
かなり酷い捕虜生活とのことです。
生還した人々も
あまり語りたがらないようです。
が、三波春夫曰く
「国際法すら無視し、
捕虜の人権を蹂躙した国際的犯罪。
更にソ連(当時は解体前でした)は
謝罪も賠償も全くしていない」
1949年に浪曲師として復帰、
1957年には三波春夫として歌謡界デビュー。
その後はよく知られている通りです。
また彼は様々なジャンルにも挑戦し、
また様々なことにもチャレンジしています。
その例を挙げると、
アニメ「クレヨンしんちゃん」や
「ルパン三世」などで音頭を歌ったり、
ロックミュージシャンとの
コラボレーションを行ったりしたことでしょう。
とても精力的で、
向上心そして好奇心の溢れる歌手でありました。
NHK紅白歌合戦も31回出場、
生前発表した楽曲数1058曲、
シングル総売り上げ数2510万枚という
正しく国民的歌手に相応しい数字でした。
未だに公式サイトがありますので
記載しておきます
三波春夫公式ホームページ【音量注意】
ブライアン(ブライアン・メイ；Brian May)1947年7月19日～(現在69歳)
イギリス；ハンプトン
ミュージシャン。クイーンのギターリスト
クイーンというバンドは
近年また流行り始めたため、
ご存知の方も多いかもしれません。
フレディ・マーキュリー亡き後、
クイーンの活動は自動消滅という形をとっています。
やはりフレディあっての
クイーンとのことでしょう。
実際彼が1991年にエイズで
この世を去ったときはショックでした。
後日メンバーなどのインタビューを交えての
映画か何かがあったように記憶しています。
さてブライアン・メイですが、
そのクイーンというバンドは
彼にとって生きるすべてと
言ってもいいくらいだったようで、
後日インタビューでフレディが
亡くなったのと同じ頃に父親も亡くし、
自殺を考えたと語っていたそうです。
完全なうつだったのだろうと。
音楽に関して言えば、
彼のレッドスペシャル伝説(？)は有名な話でしょう。
16歳の時に知人の家にあった暖炉の薪を使って、
5年の歳月をかけて
父親と作ったというギターの名前です。
実際にはレプリカが
いくつか存在する様ですが、
ギターなのにもかかわらず
ヴァイオリンやマンドリンの音も出せるという
シンセのようなギターなのです。
クイーンの中では作曲も担当し、
スポーツ番組やCMなどで
よく使われる“We Will Rock You”は
最も知られる作品なのかもしれませんね。
ソロ活動は1991年以降ということになりますが、
エディ・ヴァン・ヘイレンとのコラボや
亡くなった本田美奈子の
プロデュースなどもしていました。
最近では献血運動や
野生動物駆除反対運動もしているようです。
更に2012年に行われたロンドのリンピックの閉会式でも
スペシャルゲストとして登場しました。
今年の話題と言えば
過熱しているアメリカ大統領選挙。
そこで共和党候補のトランプ氏が
彼らの曲を使うことを
阻止しているという話題。
個人的にはトランプ氏の台頭は
ヒトラーの台頭の仕方に
似ていると感じてしまうのですが…
飽く迄も個人的な感じ方ですが。
様々な情報を知りたい方は
是非ホームページを覗いてください。
…ちょっと最近は音楽活動が鳴りを潜めていますが。
余談ですが彼は天文物理学の博士でもあるようです。
2つの道を究めているというのは憧れます。
ブライアン・メイ公式ホームページ
バーニー(バーニー・レドン；Bernie Leadon)1947年7月19日～(現在69歳)
アメリカ；ミネアポリス
ミュージシャン。イーグルスの元メンバー
主にギターを弾いていたのですが、
ヴォーカル・コーラス・マンドリン・バンジョーなどの
マルチプレイヤーとしても知られています。
(誰かでも同じ記事を書いたような…
器用な人は結構いるものですね)
イーグルスは1971年に現在もメンバーで
グレン・フライ、ドン・ヘンリーと
バーニー・レドン、ランディ・マイズナーが
中心となって結成したバンドでした。
当初はバックバンドとして結成したようです。
グレン・フライと同じアパートに住んでいた
ジャクソン・ブラウンとの共作
「テイク・イット・イージー」が
ヒットして注目されます。
その後のヒットは「呪われた夜」などですが、
皆さんがよくご存じな彼らの曲は
「ホテル・カリフォルニア」でしょう。
しかし残念ながらこの頃にはバーニーは脱退していました。
(「ホテル・カリフォルニアの発売；
1976年、バーニー・レドンの在籍；1971年～1975年)
脱退後はマイケル・ジョージアデスと組んでいます。
現在も進行形でしょうか？
最後のアルバムは2004年で最近ではソロのようですね。
またしっかりと確認はしていませんが、
映画「銀河ヒッチハイク・ガイド」の曲の
一部を作曲しているようです。
近年は音楽活動情報がありません。
2013年にライヴを行った形跡はあるのですが…
そんなことでホームページでもあまり情報はありませんが
一応載せておきます
バーニー・レドン公式ホームページ【英語】
ドン(ドン・ヘンリー；Don Henley)1947年7月19日～(現在69歳)
アメリカ；テキサス
ミュージシャン。
本名；Donald Henley。イーグルスの元メイン・ヴォーカル
イーグルスに関しては、
バーニー･レドンの項でも記載しましたので
重複する部分もありますがご容赦を。
結成当初からずっとグレン･フライと共に
解散までを歩んできたドン･ヘンリー。
彼はメイン･ヴォーカルだけではなく、
作詞も手掛けていました。
シリアスな歌詞を作ることで知られ、
それはソロ活動をしている現在でも変わりません。
前にもご紹介した有名な“Hotel California”にしても
“One of these nights”にしても
内容はちょっとホラーめいた部分がありますが、
隠喩などで当時のアメリカを
揶揄したところもあって、
社会への訴えを基本とする
ロックの真髄を見た感じがしました。
2011年には1982年以前に解散した
イーグルスの再結成で
ツアーが行われ、来日もしました。
昨年10月に久しぶりの
ソロアルバムを出しました。
今年2016年はほぼアメリカ内中心に
ライヴを行うようです。
ドン・ヘンリー公式ホームページ【英語】
長谷川智樹(はせがわともき)1957年7月19日～(現在59歳)
日本；大阪
作曲家。
アニメ「魔法のプリンセス ミンキーモモ」、
ゲーム「三国志」など
上記のほかにもドラマ「成田離婚」、
「ごくせん」、「さんまのからくりＴＶ」など
現在の多くのマスメディアに関わっている
ミュージシャン兼音楽プロデューサーでしょう。
作曲のほうは特にアニメが多いようで、
アニメ版の「NANA」も彼の作品のはずです。
プロフィールの方は
あまり調べても出てこないため、
あまりここでもお伝えはできませんが、
幼い頃はピアノやヴァイオリンを習い、
その後バンドではギタリストや
キーボード奏者としてプレイしていたようです。
ブログやツイッターでは
写真＆カメラの話が多いようで、
趣味なのかと思われます。
2015年も相変わらずと
いったところでしょうか。
ブログもありますが、
止まっているようですので
敢えて掲載は見送ります。
Facebookはまめに
アップしているようです。
(情報らしい情報は
あまりありませんが)
野見祐二(のみゆうじ)1958年7月19日～(現在58歳)
日本；東京
作曲家。
映画「子猫物語」「オネアミスの翼」
「耳をすませば」「猫の恩返し」、
ドラマ「ドク」など
テレビ、ラジオ、CM、舞台など
様々な音楽を手掛けているようです。
上記の宮崎駿作品だけでなく、
ジブリ美術館での上映作品の
音楽をも担当しているようです。
メディアなどには出てこないため、
ほとんど彼の情報はありません。
今年はどんな活動をなさっているのやら…
情報はあまりないのですが、
彼のホームページを記載しておきます。
野見祐二ホームページ【ほぼ英語】