ここのところは
暖かいですね。
最近鼻がムズムズすることも
あるので、
まさか花粉では？と
戦々恐々とするこの頃です。
そろそろ対策しなければ
ならないでしょうか…
またインフルエンザも
猛威をふるい始めているので、
こちらも油断出来ませんね。
では本日分をどうぞ
ルービンシュタイン(アルトゥール・ルービンシュタイン；Artur Rubinstein)1887年1月28日～1982年12月20日(享年95歳)
ポーランド；ウーチ
ピアニスト。
全半生はヨーロッパで、
後年はアメリカにて活躍
実は「ルービンシュタイン」を
検索すると他にも2人のピアニストが出てきます。
1人はチャイコフスキーの友人であった
「ニコライ・ルービンシュタイン」、
そしてもう1人は作曲や指揮でも活躍した
「アントン・ルービンシュタイン」
ここでご紹介するのは1番若い(？)
ルービンシュタインです。
ポーランド出身ということで
やはりショパンを得意とします。
しかし1番最初に聞いた彼の演奏は
ベートーヴェンだったような気がします。
古い録音であまり音が
よくありませんでした。
ここ数年で古い録音が
デジタル化などされ、
CDが発売されていますので
是非後世まで残って欲しい
ピアニストの一人だと思います。
また彼は現代音楽を
推奨したことでも知られ、
そのことからストラヴィンスキー、
プーランク、ファリャなどから
曲を捧げられています。
そして1976年には
ヴァイオリンのシェリング、
チェロのフルニエらと共に行った
シューベルトのピアノ三重奏にて
グラミー賞を獲得しています。
井口愛子(いぐちあいこ)1910年1月28日～1984年12月1日(享年74歳)
日本；東京
ピアニスト＆ピアノ教育者。
旧姓が井口、結婚後佐藤愛子となる。
兄の井口基成も同じく
ピアニストでピアノ教育者です。
そして双方とも数々の楽譜を
監修したことでも知られています。
東京音楽学校(現・芸大)を卒業後の
1930年にピアニストとしてデビューしますが
桐朋学園大学などで後進を
育てることに専念していきます。
彼女の弟子には中村紘子、野島稔、
宮沢明子、花房晴美など
大物ピアニストの面々がいます。
また桐朋学園大学に併設の
音楽家への登竜門でもある
「子供のための教室」で講師も務めました。
(ちなみにこの教室の開設は
兄の井口基成、斎藤秀雄らが行いました)
実は結婚後は佐藤愛子の名で
活動していましたが、
井口愛子の名の方が
知られているような気がします。