春の小川② | いずみ先生のひとりごと

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相模原市中央区東淵野辺(最寄駅;古淵)でピアノと音楽の個人レッスンをしている辻田いずみのピアノや音楽についてのブログです。


昨日の続きです。

春の小川」にはモデルの川があります。
今では暗渠(あんきょ)になってしまった
渋谷を流れる川です。

暗渠とは上に覆いを被せて実際には見られない川。
最近ブラ○モリでも話題になっていますネラブラブ

本来の川の名は「河骨川(こうほねがわ)」
渋谷川の支流です。
「コウホネ」という水生植物が
たくさん生えていたことから
つけられたそうです。

黒ふちの↑ のデコメ絵文字東御苑のコウホネ。
 黄色の可愛らしい花が咲きます
 昨年、藤を見に行ったときに撮ったので
 そろそろ見られるかと思います

何故暗渠になってしまったかというと、
それは東京オリンピックがあったため。
当時は高度成長期。
渋谷にあった多くの川に生活用水が流れ、
悪臭がひどかったようです。

そこで地域住民の要望などもあり、
また道路確保のため暗渠となったようです。

しかし近年では暗渠を
また開渠にするという話も
ちらほらと聞きます。
(実現するかどうかはわかりませんが)

いろいろと変わっていく渋谷駅周辺なので
またどうなるかも気になるところです。

最後に一番上の写真は
春の小川の在りし頃。
渋谷区郷土博物館にての
企画展で飾ってあったのものを
写真で撮りました。
(当時写真撮影OK)