音楽が出てくる小説~その?~ | いずみ先生のひとりごと

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相模原市中央区東淵野辺(最寄駅;古淵)でピアノと音楽の個人レッスンをしている辻田いずみのピアノや音楽についてのブログです。



以前にも長く記載しているFC2ブログ の方で

いくつか本を紹介しました。


今回の紹介本はまたもや中山七里さんの作品です。

シリーズの3作目に当たるでしょうか。

(番外編含めず)


本だらけで仕舞う場所が無いため

ハードカバーの本は

基本的に買わない主義。

そのため待ちに待った文庫本デス。


この本もミステリーになっています。

1作目はドビュッシー、

2作目はラフマニノフ、

そして3作目はショパンの題名が付いています。


前2作は題名の作曲家にどっぷりというのは

ありませんでしたが、今回は別。


なんとショパンコンクールが舞台ビックリマーク

そのためショパンの曲しか出てきません。


それにしてもこの作者は取材を綿密に行っているのか

それとも相当なクラシックマニアなのか

演奏描写がすごい

ヴァイオリン弾きは2作目、

ピアノ弾きも全作品を読んだ方がいいですね。


ミステリー自体も

どんでん返しなどがあるので

面白いですが、

同じ曲を書けながら読むというのもいいかも

と思った作品でした音譜


今度はどんな作品を書いてくださるのか楽しみですラブラブ