ワタクシの父は定年退職後にフォルクローレを始めました。
フォルクローレとは中南米を中心とした民族音楽で、
代表的な曲で皆さんがご存じの曲は「コンドルは飛んでいく」でしょうか。
とはいっても原曲ではなく、サイモン&ガーファンクルヴァージョンでしょうが…
日本の尺八に似た楽器「ケーナ」と
パンフルートのような「サンポーニャ」という楽器が中心になって演奏します。
で、題名の楽譜ですが…
これが市販されていません。
いや、あるのかもしれませんが多分かなり少ないでしょう。
そして凝り性の父のこと。
次々と新しい曲を演奏したくて採譜を今までに数十曲くらい頼まれています。
(ワタクシのパソコンの中はその楽譜が結構な量で占領)
音楽学校に通っていた頃はず~~っと聴音が苦手=嫌いだったワタクシ。
流石に社会人になってから採譜の機会が多く、
慣れましたが未だに苦手意識だけは残っているようです
それはまぁいいのですが、
やはり「生きた」音楽の民族音楽は特に困ったチャンが。
その1;「ここは繰り返し(リピート記号)でいいか」と思ったら次は演奏が少し違う
その2;「こ、これは微分音ではないだろうか…」
その3;生の音過ぎて休符か所謂「ゴーストノート」に当たるのか…
…でもその2とその3は「まぁ、この音符(または休符)でいいっか」とテキトーに採譜しています
(父ちゃんごめん)
作業は大変ですが、
発表会で他のみなさんと楽しそうに演奏している父を見ると
苦手意識のまだある聴音も頑張ってした甲斐があったなぁと感じます。
さてさてこれからまた頼まれた曲の続きを採譜しなければ