雨の庭 | いずみ先生のひとりごと

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相模原市中央区東淵野辺(最寄駅;古淵)でピアノと音楽の個人レッスンをしている辻田いずみのピアノや音楽についてのブログです。

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関東地方は本日梅雨らしい天気です
そんな天気で思い起こすのが雨に因んだ曲。

いろいろありますが、ワタクシが真っ先に思いつくのが
ドビュッシー作曲「雨の庭

これは「版画」というピアノの組曲の第3番になります
第1番」、第2番グラナダの夕べ」に続いての第3の曲です。

おそらくショパンの前奏曲雨だれ」と思う方もいらっしゃると思いますが、
こちらは遠くで雷が鳴る様子があることから
日本人の我々から見ると「春」のイメージの様な気がします。

その点こちらは始めから雨音が聞こえてきます。
また少しメランコリック気味。

ドビュッシー自身日本文化に影響を受け、
広重などの浮世絵で日本の雨の表現を見ているでしょう。
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そんなことでなんとなくイメージと合っているのかもしれません。
題名の「版画」もそこから来たのかもしれません。

ただ曲自体は違っているようです。
第1曲ガムランから
第2曲スペイン
そして第3曲はそのままフランスとのこと。
因みに東洋にもスペインにも出掛けたことはないそうです。

上記写真;鎌倉のかりん糖屋さんの紫陽花の包み紙
広げるとポスター代わりになります。お店の名前忘れました…
若宮通りにあります。