今日は発達障害の診断について再度述べてみたいと思います。

発達障害の診断を受けるならば、診断する専門家よりも詳しく、あらゆる側面から発達障害について考察した著書を読んで、専門家よりも詳しい位になってからにして下さい。
また、発達障害に関する著書だけに偏ってもいけません。普通の育児書も何冊か読みましょう。

これは、どんなテスト内容かを知っているかどうかではありませんよ。

発達障害とは何か?を自分なりに説明出来るかどうかです。

誰も説明出来ないはずです。問題行動や症状は並べたてる事は出来るでしょう。

しかし、その問題行動や症状を総称してレッテル貼りをするのが大きな間違いです。
それこそ悪魔に魂を売り渡す、我が子を見捨てたも同然です。
ひとつひとつ、改善する努力をするのが何時の時代も親の役目です。

保育所に通っていたら、日中に子供と過ごす時間は保育士のほうが長く、また多くの子供達を知っているからアドバイスは的を得ているように感じるかも知れません。

ところがどっこい!それこそが平均化して個性を見落とす可能性はとても大きいのです。

お腹に居る時から、その子を知っている理解しているのは他ならぬ貴方達、親なのですよ?

出産育児日記をつけていたなら、読み返して下さい。そこには、ただ元気に産まれて来て欲しい!としか願いや思いは書かれていないはずです。

それが今や、発達障害かも知れないと右往左往しているのです。子供にとって、これほど迷惑で残酷な話はありません。

皆んな違って当たり前、すべて個性です。
それでも、あるがままの子供を受け入れらずに、問題行動や症状を改善させたいのならば、こんなに弱い親ですみません。よろしくお願いします。と子供の尊厳に対して謙虚な姿勢でいて下さい。