本日パラリンピック陸上男子400m車イスに出場した伊藤智也選手、
この方のことを知ったのは報道番組内の特集を偶然見たからですが、
自分と同じ病気(MS)を抱えていても選手として第一線に立つ姿に、
いつの間にか色々と諦めていた自分の視野がブワッと広がり、
前向きな気持ちと尊敬の念を勝手に抱いたわけです
報道当時は3月で、新型コロナの影響がジワジワ拡がっていた頃で、
ヴィズコロナとかも言われていた時期だったと思いますが‥
ヴィズはない、コロナにもし罹ったら次はないから、命懸けです、と、
パラリンピックへの思いを語られていたと記憶しています。
そして今日、パラリンピックの試合に出場されたわけですが、
開会直前の20日に実施されたクラス分けで今迄のクラス(T52)から、
一段階障がいの軽いクラス(T53)と判定され、覆らなかったそうです。
その結果、自己ベストを更新するも決勝進出はなりませんでした。
ご本人の悔しいお気持ちは察して余りありますが、
レース直後の言葉に、改めて応援したくなりました
本当にお疲れさまでしたこれからも応援しています
‥それだけを言って終わりたいのですが、モヤモヤしています
MSは寛解状態を見た目上は保てていても、進行していく難病で、
悪くなることはあっても良くなることは現状不可なわけだから、
腕や足が動くようになったとしても、それは工夫や本人の努力であって、
障がいが軽くなったわけではないと思っています。
私の記憶が正しければ、報道当時に前の再発で左腕が痺れるようになり、
力が入り難くなってしまった、と言っていたと思うので、
それを補う以上の努力をされたのだと思います。
なので、病気の実状も考慮されず、直前に立つ舞台を変えられる、
それってどうなのよと、ちょっと物申したい私なのでした
‥と、私の愚痴はここまでにしておいて
伊藤智也選手、お疲れさまでした
そして勇気と希望をありがとうございました
9月目前にも関わらず、暑い日が続いていますので、
皆さまも体調にお気をつけてお過ごしください