先週国立劇場に行って来ました。
演目は「三人吉三巴白浪」と「奴凧廓春風」

いかにも新春にふさわしい。


まずは「三人吉三~」
和尚吉三は幸四郎さん、お坊吉三は染五郎君、お嬢吉三は福助さん。
お坊とお嬢の二人の心をたちまちのうちにとらえてしまう
懐の広い和尚の役がぴったりな幸四郎さん。
元は良家の子息だったことが端々からうかがえる染五郎君。
いかにも娘らしいたおやかさやしおらしさといなせな男ぶりを兼ね備えた福助さん。
三人とも役柄にぴったりで見ていてとっても美しい!
ちょっと切ない結末なのに、見終えた後は気分すっきり。

最後の立ち回りは圧巻だった!


次に「奴凧~」
幸四郎さん、染五郎君、そして金太郎君の高麗屋三代揃い踏み。
金太郎君が見得を切る場面の愛らしいこと!
こんな贅沢な共演を生で見られるなんて本当に幸せだ。
大猪との対決も迫力満点!


9日は宝塚星組公演「オーシャンズ11」を観に行って来ました。

「オーシャンズ~」と言えば、フランク・シナトラ主演かジョージ・クルーニー主演の映画が思い出されます。
両方共に見ていますが、どちらかと言うと、最初に見たシナトラ・バージョンの方が印象的。
それと比較すると「だいぶ違うなー」という印象だけど、

でも、新しい世界を作り出して、さらに面白くしてしまうのは
さすが"小池修一郎マジック"


ショーもとっても華やか。
ロケットの時の衣装は胸元が大きな赤いハートマークでとっても可愛らしい。
ブルース調の「Cry Me A River」やアメリカンジャズテイストの「Love For Sale」に乗ったダンスシーンは
素晴らしくかっこいい!
これぞ「宝塚」という世界を堪能。


2011年は何も更新しなかったのですが、2012年はもっとまめに更新することにしました。


14日(日)劇団四季「クレイジー・フォー・ユー」を見に行った。
ミュージカルが苦手な人でも、きっと好きになるだろう。
見にいるだけで幸せになれるのだ。
いくらなんでも、ここまでハッピーエンドはあるまい、と思うのだが
どんどん惹き込まれていく。
それにしても、加藤敬二さんは若い!
と言うか、若すぎる。
年々踊りの質が上がっているように思う。