たまには音楽の話でも。
といっても、ボクシングと検定に関連した音楽の話。
(1)ボクシング
ボクシングの試合を生観戦して体の奥から熱さというかボルテージが上がるのは選手入場時だ。
※最近生観戦したのは2019年9月くらいだ。
控室や通路で選手を中心にチームが円陣を組んで気合いを入れた後、入場曲とともに戦いの場に向かう選手。
この瞬間が一番興奮する。
選手のキャラクターや選手自身の好みによって選曲もさまざま。
テレビ観戦も含めて記憶に残っている入場曲は以下だ。
※敬称略
①生観戦
・鬼塚勝也 heading for tomorrow, GAMMA RAY
・エロイ・ロハス Rock the Night, Europe
・浅川誠ニ THE FINAL COUNTDOWN, Europe
・畑山隆則 STAY, 氷室京介など
・辰吉丈一郎 死亡遊戯, JOHN BARRY
・佐竹政一 The Call, Backstreet Boys
・小堀祐介 It's My Life, Bon Jovi
・洲鎌栄一 SPEED TK RE-MIX
・鈴木悟 愛情,小柳ゆき
②TV観戦
・具志堅用高 Conquistador, Maynard Ferguson
※比嘉大吾選手の入場曲から知るに至ったけれど、とてもかっこいい。
・浜田剛史 HOLDING OUT FOR A HERO, Bonnie Tyler
・竹原慎二 熱いバイブレーション, ジョー山中
・坂本博之 交響曲第9番「新世界より」,ドヴォルザーク
他にもあるけれど、冗長になってしまうのでこれくらいに。
自分が戦うわけではないけれど、入場曲とともに選手がリングに向かうシーンを見ると心が震える。
盛り上がるトピックスの後にとても恥ずかしいのであるが、自分のことを少し。
プロでも有力選手にならないと入場曲は流れないし、私がアマチュアボクシングの大会に出場したときには入場曲などない。
※最近はアマチュアでも国際大会だと入場曲が流れるようだが。
試合前のスタンバイ時に、同じジムの高校生が「これ聞いて気合入れて頑張ってください」、と聞かせてくれたのが、サザンオールスターズの「マンピーのG★SPOT」。
緊張がほぐれるとともに気合が注入されたのを覚えている。
高校生の彼、いつも不機嫌な顔をしたちょい悪くんだったけれど、気持ちのいい子だったな。
おかげで試合には勝利できた。
(2)試験
1.5年ほど前に受験したTOEIC。
おそらくTOEICの勉強としては、ここ10年で一番やったのではないかと思う。
試験勉強の息抜きに、当時発売されたばかりのコブクロのベストを聞いてしまった。
しかし、これがいけなかった。
※コブクロ、コブクロの音楽に罪があるわけではない。
テスト中に、頭の中でコブクロが歌い出した。
リスニングは乗り切れたけれど、リーディングのうち、最も集中力と忍耐力を要するダブルパッセージ、トリプルパッセージで自分をコントロールできなくなった。
こうなると、単語は目で追えて一文一文の意味はわかるけれど、全体の流れと選択肢がつながらない。終わった、ジ・エンドだ。
教訓として、試験前には音楽を聴き過ぎない、聞くのであれば静かなピアノなどにする必要があるということを学んだ。
これは、英語だけでなく、数学もそうだし、集中力が必要な試験時にはそうなのだ、私の場合は。
同じ過ちをしないよう、音楽以外の息抜き方法を考えようと思う。