＞佐賀旅行16からの続きです
お堀で～す
（佐賀旅行ブログ、書き始めてから何ヶ月も経っていて
誰もが忘れてると思うので書きますが、
このときは佐賀駅前のホテルにカレを残し、
一人でレンタサイクルで佐賀城下を散策中です！
目的地は佐賀城でした）
佐賀城はTHE・平城で、
ひろーい水掘が張り巡らされています
とってもきれいな眺めです
おぉーこれはきっと天守台
すぐに登りに行くよー
わくわく
門が見えたので、そこに向かう途中
窪んで少し下がってるの分かりますか
自転車を停め、いざ参らん
まずは、さっき見えた天守台よね
と思っていたら、目の前に復元された本丸御殿が見えてきたので、
そっちの方にフラフラ～
あれ
ずっと左横に石垣はあるんですが、
天守台に登る道がない・・
不思議
なんとなく先に天守台に登りたい
ウロウロ・・
鯱の門
1836年（天保7年）建立、重要文化財
天守台天守台
言ってますが、
ちゃんと他の史跡もご紹介しますよ
二重二階の櫓門で、本丸への入口を守る最後の門
屋根の両端に、青銅製の鯱が載っていることから
「鯱の門」と呼ばれています
天守台行けないしさ、門をじっくり見るか・・
―そのとき・・
視線を感じる・・
どこからか監視されてる気がする
伏兵
門の中・・いや、上っ
おまえかーーーーー！
はん、お前なんて一生天守には辿りつけない
まじすか
鍋島のお殿様の生まれ変わりかしら
そんなこと言わずにー
見せてくださいよー
山形城の最上義光にゃん
館林城
小田原城
姫路城
どの城に行っても、どの史跡に行っても、
いつもねこ兵に監視されてるのはなんでだろう
この鯱の門、見ていただきたいのが銃弾跡
門扉には、無数の銃弾跡が残っています
これは、1874年（明治7年）江藤新平が起こした
佐賀の乱の激戦のあとです
去年（2015年）の大河ドラマ「花燃ゆ」では、
佐藤隆太さんが演じていましたね
佐賀城は反乱軍（明治政府に不満を持つ側）に占拠され、
このような激戦地となりました
銃弾跡といえば、京都・蛤御門が思い浮かびます
＞記事はコチラ
日本の歴史からすれば、幕末はまだまだ最近
佐賀ねこちゃんが癒してくれましが、
この弾痕は生々しいです
通り抜け振り返って・・
歴史を背負った鯱の門
鯱の門を抜け、目の前は駐車場に
石垣かっこいいなーと石垣に沿って歩いてたら・・
天守台の入り口発見
きゃーーー
ありがとう佐賀ねこ
ﾁｯ見つかっちまったか
角度キツイ
かっこいい
私が迷ったこの天守台への虎口、
本丸から入れないように設計されているそう
そんな城あるの
それは迷うはず～
二の丸からしか入れないよう縄張りされていて、
ぐるぐる回ってしまったよ
後から調べたら、この石垣
のすぐ近くまで
内掘が掘られていて、
（なぜもっと引きで写真を撮らなかったﾜﾀｼ
）
二の丸を抜けて土橋を越え、
石垣にへばりつくような形で細い犬走りを通らないと
天守台へは行けなかった模様
喰違い虎口を抜け、
狭い階段を上ったりフラットだったりまた登ったり
やっとたどり着いた天守跡
高さ約９ｍ、南北31ｍ×東西27ｍの巨大な天守台の上に、
5層の天守が建っていました
残念なことに、天守は火災で焼失
（1726年（享保11年））
その後、幕府への遠慮から、
佐賀城天守の再建はありませんでした
さっき入ってきた本丸西門方向
けっこう高いです
本丸内掘～御殿方向
鯱の門方向
上から狙い撃ちできます
ナイス角度な喰違い虎口
迷ったのも含めて、すでにけっこう楽しんでる佐賀城
次回は歴史資料館として復元された
本丸御殿へご案内します
＞＞１８へ続きます
【佐賀旅行】
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<p>鯱の門および続櫓</p>