土星の蠍座入り その3 | アストロロジャー養成スクールAOAJ代表咲耶まゆみ I am Who I am for a Reason

アストロロジャー養成スクールAOAJ代表咲耶まゆみ I am Who I am for a Reason

本場英国仕込みの本物の占星学学校アカデミー・オブ・アストロロジー・ジャパン(AOAJ)代表・占星学コンサルタント咲耶まゆみのブログ。

では、 「時の翁」(土星)が蠍座に入ったらを

想像してみます(あくまでも想像であり、個人の意見です)。


両者とも容赦なく徹底的にやるエネルギーなので、

なんだかヘビーでディープな感じがします。

土星は、人生や世の中の課題に目を向けさせ、

努力して克服することで、成長させ、本物にしようとする

「堅物教師」(絶対「金八先生」ではない)のような

エネルギーを象徴する惑星です。


従って、土星が触れると、

いい加減なこと、薄っぺらいこと

もっと掘り下げたほうがよいこと

などが浮き彫りになり、

「対処しなさい」と重圧がかけられるのです。


これから土星は2年半かけてじっくりと

蠍座のエネルギーと融合していきながら、

闇の中に潜んでいた

不安感や想いなどの

深くネガティブな感情、

明るみに出なかった出来事・モノなどに直面させ、

不要なものは除去し、

危機やリスク、不健全な関係などに対して

対策、再構築を促していくのではないかなあ、

と思います。


個人レベルでいうと、

私たちの心の奥に潜む感情(愛憎、恨み、怒り、恐れ)

執着心を見つめ、毒になってしまうような、

不要な感情は解放していくようなプロセスが

促されるのではないかと思います。

(もちろん、個人によって体験の仕方は異なります。)


あるいは、

闇に潜む敵(その敵は自分の場合もあります)「攻撃」に備えて、

心を強くして、自分を守るプロセスなのかも。

または、

不健全・不適切な関係を見直し、

心から許し、信頼できる強くて深い絆を

築いていくこともあるでしょう。


世の中の動きとしては、

金融機関・市場に対する不安感から

資産を守る(危機管理をする)動きがより

強くみられるかもしれません。


それとか、

ヒーリングなどのスピリチュアルなこと(心の深い部分)

の探究が深まるかもしれない。


再生医療にも新たな課題がでてくるかも。


でも、

土星と蠍座から与えられる宿題に

挑戦するかどうかも、

どんな成長を遂げるかも、

人それぞれ。


星のエネルギーは

避けられないけれど、

それをどう生きるかは

自由意志が

与えられているからです。