土星の蠍座入り | アストロロジャー養成スクールAOAJ代表咲耶まゆみ I am Who I am for a Reason

アストロロジャー養成スクールAOAJ代表咲耶まゆみ I am Who I am for a Reason

本場英国仕込みの本物の占星学学校アカデミー・オブ・アストロロジー・ジャパン(AOAJ)代表・占星学コンサルタント咲耶まゆみのブログ。

2年半天秤座を移行していた土星が

10月6日に蠍座に入りましたね。



占星術家の間ではビッグなことです。

次の2年半の見通しや意味合いについて

ブログやFBYouTubeでいろんな占星術家が

語ってます

確かにこれから空気が変わっていくでしょうね。





土星は、12星座を28-29年かけて1周します。

ご存じと思いますが、土星の周りには輪があります。

時が流れるにつれ、古代の人たちは、

土星をあらゆる「制約」とか「障壁」

のシンボルとみなされるようになりました。



具体的には、

皮膚(肉体の物理的な壁だから)、ドア、壁、垣根。

伝統、社会の階層・役職、法規制。

建物、土、構造物、鉱物、岩、など。



また、土星(サタン)は、

ローマの神サトゥルヌスですが、

ギリシャ神話では「時の神」クロヌスです。

クロヌスを描いた有名な絵画(ゴヤやルーベンス作)

がありますが、

どれもすごい形相をしたお爺さんの、

口にするのもはばかるような

恐ろしい様子が描かれています

(どんな絵か興味ある方は、「クロヌス 絵画」で検索!)。



クロヌスは世界の支配者でもあったことから、

土星は、

権威者、雇用主、教師、管理者、親なども

示しています。



土星のエネルギーが与えられると、

私たちは、

不安を覚えたり、

窮屈に感じたりしがら、

責任感、忍耐、努力を学び、

困難を克服することを学び

成長することが促されます。

「石の上にも3年」という言葉を思い出します。



けっこう土星を怖がる人もいらっしゃいます。

怖くはないと思いますが、

決して、金星や木星のように

ウキウキするようなエネルギーではないなあ。


小手先で片づけるようなことは

絶対許さない

スパルタ教師みたいな

イメージでしょうか (やっぱり怖いか)。


でも、覚悟を決めて頑張ると

応援してくれる存在でもあると思います

(でも絶対甘やかさない)。


なんだか土星の説明が長くなっちゃった。

次に蠍座書きますね。

            

つづく。