2024年3月17日 山形県西山形コミュニティセンターで
「演劇を日常生活に生かす」
というテーマでワークショップ講師・ファシリテーターをおこないました。

10名ほどの参加者数で小学生からお父さん、お母さん、ダンスレッスンの先生など大人の方など幅広い年齢層の方がいらっしゃいました。



演劇と生活は、一見かけ離れている正反対のもののように思いますが
実はそうではないということをお子さんにもわかりやすい説明をしてから
実際に身体を用いて2時間ほどおこないました。



突然個人的な思想を話すと僕は無神論者です。
学生時代に心身一元論の哲学の講義を学び、同時期に東日本大震災を仙台で経験し、卒業後に従業員を人として扱わないような仙台の学習塾の極悪企業に勤めたことなどから、俗にいうスピリチュアルとか、別の世界に対して救いを求める行為は無意味であると「痛感」しました。

(スピ系アレルギーのひとも多いし)


したがって「心」という観念の実在性も疑っている唯物論的な考えです。
(心≒脳=身体、みたいな図式で考えることが多い)


そういう思考&現実問題こういった表現のワークショップは学生さんやお子さんも参加するケースが多いです。


そういったことから僕のワークショップでは
「小学生も納得できるくらいわかりやすく、なおかつ絶対証明できる事実から演繹可能な理論」
をお話することを心がけています。


今回の山形でのワークショップでお話した理論は正直、自分でもかなり強固な秘伝のロジックだと思います。皆さんも「なるほど~!」と納得されていましたよ。

(気になる方は今後のWS企画に参加してね!)



内容としてはワンワード、ストレッチ、からだを使った伝言ゲームなどのシアターゲームをおこなって最終的にはエチュード(小さな即興劇)を実施。
それぞれのシアターゲームに心理的安全性、PDCAサイクル、マルチタスク、コミュニケーションの要素が含まれており、日常や仕事に役立つヒントが内在していることを解説しました。

一番参加者さんに刺さったと思われるのは、コミュニケーションにおいて
「変なことを言ったらどうしよう」
といった心理的な障壁をシアターゲームで乗り越え、解放できるきっかけになると実感していただけた点でしょう。

 



思えば私は、山形で生まれ演劇をはじめる前は上記のような様々な心理的障壁を感じやすい子どもでした。
身体も小さく、両親は離婚、スポーツも苦手でしたからそうなってしまうのは必然。親にスポーツクラブの見学も連れていかれましたが惨めな思いをするのが見えていて拒否しました。
そういう自分の過去があるから
「もし小学生のころ、山形にこういうワークショップがあったらよかったのに」
と思って今回の内容のワークショップを作りました。
シアターゲーム、パフォーミングアーツ系ワークショップのメリットは
勝ち負けが存在せず、スポーツが苦手でも参加しやすい、オープンで平等な点にあります。
その点は常に意識しながら今後もワークショップのデザイン、ファシリテーションを続けていければと思いました。

 



さてさて地方での演劇系の活動実績は
・山形県(今回のワークショップ)
・兵庫県(中高一貫校で演劇教育公演の出演)
・茨城県(サマースクールのワークショップ)
・静岡県(朗読映像が中高一貫校の授業教材に使用)
こんな感じになりました。
正直、日本中どこへでもワークショップ講師できますので
ご相談はこちらからお気軽にお問い合わせください。



ではまた✨