平成最後の日、伊藤若冲の絵が見たくて来ました。
福島市内の県立美術館に向かうため乗車券と入場券がセットになったチケット購入。

 

というのも、美術館前まで行くと駐車待ちの車が長蛇の列。

スタッフから館内駐車場は無理ということで、

福島駅前の駐車場に停め、福島交通飯坂線で向かった。

 

東急1000系の車両、

車窓に描かれた四季の絵と福島市観光PRキャラクター ももりん

 

福島駅から2駅、美術館図書館前駅で下車。

歩いて3分ほどで到着。

 

入場前に何ヵ所か撮影所スポットあり。

伊藤若冲は、江戸中期に京都の青物問屋の長男として生まれた。

動物や植物に繊細な線描と極彩色、ユーモラスな水墨画。

 

これこれ、百犬図

斑模様と目が見分けつかないことも。

にらんだり、挨拶してたり、いろんな子犬が表現されてる。

実際は59匹。

 

会場内は撮影禁止。

(蓮池図)重要文化財 紙本墨画 六幅 西園寺蔵

西福寺の襖絵 仙人掌群鶏図の裏面、

本堂の内陣側に描かれ、現在は 六幅の掛幅画の一部。

 

鶏が描かれた多数の絵、梅や菊、鶴、亀、老松鸚鵡図や猿、

本当に多数の・・・110点を見ることができる。

 

 

いろんな絵の中で、三十六歌仙屏風がちょっと印象に残った。

 

三十六歌仙の人の描写、豆腐料理を作る人や豆腐を串で焼く人、

小野小町も描かれてるとか。
ぐるーっと見て回り、鶏や犬がたくさんいる絵はあれど人が多数現れたこの屏風絵が面白い絵だった。

 

この蓮池図は、朽ち果てた蓮のはなの横に

蕾が凛と立ち上がっている姿が復興に結びつくという説明も。

 

ロビーのモニュメント。

これにて、福島駅に戻りましょう

 

後で気づいたのが、2階に常設展示があったようだ。

 

外は雨降り、展示室内は人多かったが、

すべての絵をゆっくり見て回れた貴重なひとときでした。

では、移動。