大地震の後の長~い夜から、一夜明けた朝。
現在、朝5:49、今日はどんな日になるのだろう。
私たち夫婦と長男一家、同じマンションに住む親子と一緒に
近くの小学校体育館で一夜を過ごした。
寒くて、夜明けが本当に待ち遠しい夜だった。
夜中に何度も緊急地震速報が鳴り、体育館内も揺れた。
多くの人々の携帯電話が一斉に緊急地震速報を知らせる瞬間は、心臓が止まる思い。
自宅マンションに戻ると塩釜方面と思われる方向で大きな黒煙が上がっている。
電気が通じていないのでどういう事故かニュースがわからない。
携帯電話も電源がないため、周りでは電池切れでピッピッと鳴っている。
家に戻り、市内中心部を見ると、やはり真っ暗の中、朝を迎えた。
もうすぐ午前7:00。
部屋に入ると、突っ張り棒を2本もしていた食器棚が倒れていた。
突っ張り棒より、床下にはめる物のほうが有効だったようです。
食器という食器類は、ほとんど壊滅した。
ペアなど組になってるものも一部損壊で使えない。
テレビは動くし、滑り止めの付いたピアノは、前方に10cm動きました。
大人二人では、元に戻せない。
ピアノ後ろの壁に何かが激突し壊れた跡が・・・
キッチンは、棚のものが落ち、オーブントースターが飛び出していた。
オーブンレンジは床に激突し、使用不能に。
前に書いた通り、夫婦とも室内には不在でしたが、
もし、ここにいたら、ケガなしでは済まなかったと思われる。
不幸中の幸いと思うしかない。
もう1台の戸棚は転倒しなかったが、この通り、40cmほど動いた。
マンションの ある階のエレベータ。
こういう壁の破壊があちこちで起きた。
12:39、お昼、電気、ガス、水道が止まっている我が家周辺。
給水に並ぶ経験も初めてです。
地震発生二日目の今日は、列もそれほどではなかったが、
翌日は、終日長蛇の列が発生していた。
市内で給水所が少ないのかも?
給水方法も始めて見た。
興味津々という状況ではありません。
とにかく水を確保しなければ。
そして、小学校でもらったワカメごはん。
緊急備蓄品とはいえ、温かで美味しかったです。