実は…2週間前、御嶽山登山したのです……。そのブログを書こうと思ってたのに…昨日のニュース見て、ビックリしたわ。
硫黄の匂いと、空気穴みたいな所から、噴煙は出てたけど……自然を甘くみたらあきませんね!
早く取り残された方々が救助されるますように。
ここからは、書いて保存したままにしてたブログ
皆様
最初は半ねたきり生活をしてたけど…やっと起きれて、散歩したりハイキングしたり、気ままに過ごしてます。
でもやっぱり体の芯がしんどくて、やる気も起こらず…下痢やら発熱やら体調不良ばかり…。
あ~あ、こんなん私とちゃうなぁ~と思ってたら、相棒が、半強制的だが登山に連れていってくれた
御嶽山…3000m級
あかんやろ…心臓には良くないやろ…!と無理やって…今の体力じゃ迷惑かけると拒否してた。
でも相棒は聞く耳なし。大丈夫や!と言う。普段から何げに私の体調が分かるらしく、大丈夫かそうじゃないか…解るようだ。
相棒が大丈夫やと言うなら、信じて登山やったろ!と、当日昼までお腹壊して寝てたけど、少しずつ用意し始めた。
相棒のリュックには、私が背負わないといけない荷物も詰め込まれ…私のリュックにはカッパと食べ物関係と、自分の飲み物だけ…。すまんのぉ~(>_<)
行く前…ひつこくも…
○山頂まで行けて、発作起こしたり、しんどくなって、途中で降りたり出来なくなったらどうするん!ヘリコプター呼ぶん?
▲7合目から登るから大丈夫やって!
○…ほんまに大丈夫やと思うの?
▲大丈夫や!
登り初めは調子良かったんだけど…流石に森林限界くらいから、体がグンッと重い感じになり、呼吸も苦しくなり、3~5歩歩いては休憩しながら進む…。でも、不思議に無理だとは思わなかったなぁ(;^_^A足元から元気が入ってるような感じ。
でも、やっぱりつらい…そんな時は
「いくら休憩してもいい。少しでも進んでたら、いつか着く!」と、ブツブツ言いながら、後ろを振り向いたら…素晴らしい景色が目に飛び込んでくる。
こんな所までこれたんや…キラキラ
眼下には雲海が広がり、朝日が昇り雲海をピンク色に染め、山肌がピカピカ光ってた。登り始めた駐車場がちっさく見える
空を見上げたら、澄んだ青空に白い絵の具で線をいくつも引いた様なすじ雲。
もう少し頑張ろう…と少し前だけを見て登る。
時々相棒の「もうちょっとしたら休憩しよ」「可愛い花咲いてるで~」「はいお茶」………の声描け……お守りも大変やね(;^_^Aありがたやありがたや。
三時間くらいかかって、登頂(T▽T)
お祝いにピンバッチ買ってくれた。
苦しかったのと、嬉しかったのとで、涙が出て止まらず…鼻ズルズル…。
流石に動くと脈拍120~190あり、ずっと走ってる状態それでも、写真撮るのに夢中になって忘れてる…
無茶苦茶してるよなぁ…でも、辛いけど…楽しいし何でも、やれば出来る!と自信になった。
そんでもって、なかなか経験出来ない、風景や自然を見、感じることが出来た。
そやけど、何で相棒は登れるって思ったんやろ…それが不思議や。エスパーかな
高い山に登らせてくれて、無事下山させてくれて、ありがとう!
夜7時に出発して、夜中2時くらいに到着。仮眠して朝6時半に登山開始…そのまま観光と温泉。次の日もあちらこちら観光に連れていってくれた、タフガイである。
そして帰ってきて、次の日は、筋肉に溜まった乳酸流しの散歩して、その後私は5日間寝込む…
何やってんだか…。でも、顔はニコニコ心も充実満タン
不覚にも体調不良とはいえ、人生超最短で仕事を辞めた自分が情けなくて、落ち込んでたけど、今回の強行旅と登山で、また自信が復活!
気持ちが弱いからなぁ…。
不安がってても仕方がないし、時間ももったいない。動けるうちは動く事をして、動けなくなったら、動かなくても良い事をしたらいい。……そういう事を教えてもらったような気がする。
また、たぶん落ち込むやろうけど…ね(;^_^A
もう、あの時の穏やかな御嶽山はないんよね……自然の脅威は半端ないね