こんにちは、別れさせ屋アクア
の小平です。
暑かったり涼しかったり、ゲリラ豪雨だったり。不安定な天気が続いていますね![]()
さて、今回は工作について書きます![]()
この案件はプランの都合上、事前調査を行わずに工作から開始したので、対象者の情報が少なかったのです。
工作員が対象者と接している上で世間話として対象者の住んでいる地域を聞いてはいました。
しかし、嘘ばかりついている対象者のため、工作員と対象者が会って工作を行ったあとに工作員と別れて帰宅する対象者を調査員が尾行し、自宅を特定する事になったのです。
この日は僕のチームと先輩のチームが日中から別の現場に入っていて、先に現場を終えた方がこの工作に向かい、工作終了後の尾行を行うという流れでした。
僕のチームは21時頃には合流できるつもりだったのが、この日に限り調査が長引いてしまい、工作の現場に合流できるのが23時頃になりそうでした。
もちろんその前から先輩のチームと密に連絡は取り合っていたのですが、先輩チームも調査が長引いてしまい、何時の到着になるか分からないとの事…![]()
結局、23時過ぎには僕のチームが到着できる事になり、工作現場に向かいました。
僕らの到着を待つために工作員は対象者との話を引き延ばしてくれていましたが、さすがに四時間も飲み続けていれば工作員も限界です![]()
対象者と工作員が店から現れ、駅に向かいます。それを尾行する僕。
駅に到着すると、工作員は対象者と違う路線に向かい、別れます。ここでバトンタッチです。
対象者は駅に入り、ホームに到着している電車に乗りますが、すぐに降りてきます。警戒されているのかと思い、距離をとって様子を見ていると発車直前にまた乗ったため、僕も乗りました。
電車の中では座席に座り、眠っている様子です。
15分ほど乗った先の駅に電車が到着すると、対象者は起きて電車を降りました。事前に聞いていた自宅の最寄り駅であるために、これは期待できそうです。
しかし、対象者は改札口を出て左に10m行ったと思いきや、Uターンされて今度は逆方向に向かいました。そちらが自宅なのかと尾行をしますが、また100mほど進んだ先でUターンをする対象者。
さすがにこれは警戒
されているのかと思い、普段にも増して距離をとって尾行しました。
その後も何度も行ったり来たりを繰り返し、やっと住宅街に入る対象者。これまでにも夜の住宅街での尾行は何度もしていましたが、ここまで警戒している様子を見せる対象者は初めてだったために、細心の注意を払い尾行を続けます。
すると、住宅街をゆっくりと5分ほど歩いた先にあるマンションに対象者は入っていきました。距離をとっていたために何号室に入ったかは分かりませんが、マンション前の駐車場に対象者から聞いていた車があったため、ここを対象者の自宅と確信して無事に調査を終えました![]()
後日、工作員が対象者に連絡をすると、その日の対象者は「飲み過ぎで帰り道の記憶がない…」状態だったそうです。
そうですよね、四時間も居酒屋で飲み続けていたんですから…
それを聞けば駅を降りてからの奇行も納得がいきましたが、尾行中はそんな余裕はなく必死でした。
今思い返しても、あの日の経験はとても良いものだったと思います。
それではまた![]()
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