しかし、「プリキュア」である。

映画の公開週とレースの週が同じであれば・・・。

しかも、名付け親である馬主の娘の名前がみどりちゃんで、緑枠・・・。

もう言うまい。



「ふたりはプリキュア」の唄は、近年稀に見る子供アニメソングの傑作だと思います。

最近では、タイアップが当たり前にあって、アニメの内容とは関係なく大人の都合で主題歌を決定されているようですが、少なくとも幼年向けのアニメはそうであってほしくないと思います。



登場人物もしくは番組名が歌詞を連呼する唄。

子供が気軽に口ずさめる唄。

歌詞に含蓄がある唄。

韻をふんでいる唄。




「ふたりはプリキュア」のはじめの唄は、「プリキュア」×4の歌詞をピンクレディー「渚のシンドバット」のイントロのリフにのせて、 「一難去って、また一難」「笑う角に福来る」といったことわざ慣用句や、「お互いピンチを乗り越えるたび 強く近くなるね」という、グッとくる部分を歌詞に含んでいます。

あとの唄は、番組内容に沿ったガールズスクールライフをダジャレ(ある意味ラップ)と共にふんだんに盛り込んだだけでなく、ここでも「キャパ以上がんばる時 喜びも大きい」とイイ内容を盛り込んでいます。

そして唄う、五條真由美は、女水木一郎といった感じで滑舌よく唄いあげます。


だから、映画「ふたりはプリキュア Max Heart2~雪空のともだち」のテーマ曲が、ウチの赤ちゃんも大好きな、ハロプロのBerryz工房 「ギャグ100回分愛してください」に決まったということは、一端の不安を覚えました。

しかし聞いてみてびっくり、「プリキュア」の世界観と、つんくが書き上げたガールズライフの歌詞は見事にリンクしていました。

よく考えれば、つんくはそんなダジャレまじりの歌詞や乙女ちっくな歌詞書くの得意だったもんな~。

「のにゅ」(造語?)って言葉を歌詞に入れれるセンスは、あいかわらずキレています!
でも、この唄、映画館で「プリキュア」の絵と共に流れたら違和感感じるだろな~。

歌声は五條真由美でないと、やっぱりダメです。

見に行かないけど。


と、ここまで書いといて、なんですが、「マジレンジャー」も「ウルトラマン マックス」も子供向けにいい主題歌であることを忘れてました。

子供文化は奥が深いです。