この間の日曜日、
茨城県つくば市で
竜巻が発生し
たいへんな犠牲がありました。
その2日後の今日、
筑波山に登山をし、
山頂から、
被害の大きかった
つくば市の北条地区を見てみました。
山頂からみたそこは
竜巻があったことなど感じさせないほど
平穏な関東平野の一部でした。
日本における竜巻の発生地域は
大部分が沿岸部であるが、
沿岸部以外で集中して発生しているのが
関東平野だそうです。
眼下に広がる平穏な関東平野が
竜巻の発生条件に適合したときに、
これほどまで甚大な被害をもたらしてしまう。
筑波山に向かう道中で目に入ったのは、
テレビで見た竜巻の通りに道となった団地、
それから
倒壊した家屋とその前に手向けられた花。
倒れかけた電柱。
去年の地震といい、
この竜巻といい、
いつ襲いかかってくるのかわからない自然災害。
それをすべて予測して対応しておくことなんてできるのだろうか?
きっと、それは無理な話だろうけど、
無理だからといって何もしないのでなく
自分の考えられるところからでいいから
何か努力すべきなのだろうと、
災害続きの今日、本当にそう思います。