別々の道が一つに。 第一部。 | 過去、現在、未来

別々の道が一つに。 第一部。

いつの事だろう。

私が、あなたと出会ったのは。

たしか、あれはまだ桜が咲いた四月のはじまり。

私のはじめた仕事先にあなたはいた。

あなたは、普通に生活してる人と少し違った。

私も、普通に生活してる人とは違っていた。

あなたは、出会って間もない私に、我愛イホって知っとるか、と聞いてきた。

私は、ドキッとした。

いきなり何を聞いてくるんだろう?

私は戸惑った。

私は、愛してる、でしょ?と言った。

なぜかそこからは、そんな話は、何もしなかった。

体の調子があまり良くないあなたは数か月間入院してしまった。

出会ってあまり時がたってないのにいきなり居なくなった時は、ビックリ、心配。

最初はなぜ入院したのかわからなかった。

いろいろな事が頭の中で変になってしまった。

私は、あなたのお見舞いに行こうと思った。

そして、七夕の少し前にお見舞いに行きました。

病院内には、笹がありました。

いっぱいのお願いがあり、みんなお願いしたんだなって思いました。

私も書いてしまいました。

内容は秘密ですが。

それから、あなたに会いに行きました。

久しぶりにみたあなたは、かなり痩せていました。

でも、あなたは辛かったはずなのに、笑顔で、ありがとう、って言ってくれました。

私は嬉しくて、あなたに精一杯の気持ちで楽しませました。

帰りぎわに、あなたの顔が、淋しさ、辛さ、になったのがわかりました。

また、来るね。

私は、自然と言ってました。

その時、あなたがにっこりし、喜んでくれました。

また、その笑顔がみたい。

それは、別々の道が混じりあった日なのかも知れない。

一部 完 二部へ続く。