こんにちは!
APU(立命館アジア太平洋大学)の望月洋子です。
(twitterアカウント:@yokomo07)
APUって何?
この人って結局どういう人なの?
って思われた方たちのために、改めてちょっと自己紹介を。
APUは大分県・別府市にある比較的新しい大学(2000年開学)で、6,000人弱いる学生の約半分が約90カ国の海外から入学してきます。
↑海外の学生を「留学生」ではなく私たちは国際学生と呼びます。
「自由・平和・ヒューマニズム」「国際相互理解」「アジア太平洋の未来創造」を理念にグローバル・リーダー育成を目標に掲げている大学です。
大学の公言語は日英二言語。
授業も日英二言語で開講され、国内学生(日本人学生)は英語の言語授業と英語開講の授業が必修、
国際学生は日本語開講の授業は必修ではないけど、日本語の言語授業が必修です。
学食にはハラル・フード(ムスリムでも食べられる食品のこと)も置いてあります。
国際学生で出身国が一番多いのは、韓国・中国・タイが3トップ。
他にも東南アジアの出身者が多く、ベトナム人やインドネシア人もそれぞれ100人以上を超えます。
大学の詳細は以下のURLから見れますよ。
http://www.apu.ac.jp/home/index.php?sel_lang=japanese
さてさて、私はそんな大学に通ってる4回生なわけです。
(↑西日本の大学では「4年生」じゃなくて「4回生」っていう呼び方をする大学が多いんです。)
っていっても、東京生まれ、東京育ちなので大分県に行くのも大学入試で初めてだったぐらいです(笑)
私が東京近辺の大学も志望校の範囲に入っていながら、この大学を選んだのには勿論理由があります。
そもそも大学を選ぶときに、自分の中で条件を作って、それをクリアーできる大学を探しました。
条件① 国際関係論を勉強できる大学
条件② 学際的(interdisciplinary)学問が可能な大学(他学部の授業も取れる)
条件③ 模擬国連活動が可能な大学(国連会議を学生でシミュレーションする活動)
条件④ 英語教育が徹底している、もしくは英語開講の授業が豊富な大学
条件⑤ 交換留学協定先が豊富にあり、留学システムが充実している大学
これらの条件をクリアーしていたのは早稲田・上智・ICU(国際基督教大学)・AIU(秋田国際教養大学)、そしてAPUでした。
高3の夏にAPUの存在を知り、面白そうな大学だなとは思ってはいたものの、
地方大学だからという理由だけで最初は志望校範囲から外していました。
しかし、「今自分が東京にいるからといって東京の大学に当たり前のように進むのも面白くない。
東京で生きている限り、実質他の地域を知らないわけだし、むしろ見てる世界も狭いのでは?」
そんなふうに考えるようになり、最終的にはAPUに行くことを選びました。
専門は国際関係論と開発です。
ゼミも紛争と開発がテーマのゼミを取っていました。
APUに入ってから活動していた内容は色々ありますが、ここでは要点だけを。
2回生(2008年4月)~3回生夏(2009年7月)まではAPUと大分県大分市にある私立岩田学園とで行っている高大連携プログラム、APU・立命館コースでの授業でTA(ティーチング・アシスタント)をしていました。
岩田の高大連携に関する詳細はこちらから。
http://www.iwata.ed.jp/apuk/iwata.html
APU講座という授業では各グループにTAが1人ずつつき、文献調査と調査に基づくプレゼンを行います。
TA業務は文献調査の仕方のレクチャーから、グループワークの補助、プレゼン大会運営など多岐にわたります。
TAが黙って座ってれば高校生たちが自分たちで調査・ディスカッションするわけでもないので、実際は色々大変なのですが(笑)
岩田の授業以外にもTAを何回かやっていたため、教育への問題意識が以前より高まっていきました。
ちなみに、私は高校時代から学校の枠を超えて高校生主体の平和活動・平和学習もやっていたので、
大学に入る前から教育への問題意識はかなりありましたが。
3回生夏~4回生春(2010年6月)まで、韓国のソウルにある梨花女子大学に交換留学に行ってました。
韓国語(第3外国語)の学習もしましたが、メインは英語開講での専門科目の受講です。
よく韓国語開講の授業を取ってたの?って勘違いされますが、そんなに韓国語できません!(笑)
というか渡航した時にはハングルも読めませんでした(笑)
今は日英に加えて、インドネシア語、韓国語も話せます(後者2つは日常会話レベル)。
初めての留学だったこともあり、多くのことが良い刺激となりました。
そして海外の大学を見てAPUとの相違点、日本の大学との相違点に気付いたのも大きな学びです。
イベントで共同代表を務めている中村香住とは学年が離れていますが、
もともとは早稲田塾×APUの塾大連携プログラム Super Cross-Cultural Program で私がTAで参加し、
彼女が高校生で参加していたときに知り合ったんです。
今は帰国してからちょうど1カ月。
高校時代に通っていた予備校の早稲田塾で繋がった方々と一緒に高校生向けのイベントをしないか、という提案から始まったこのイベント。
自分自身も教育を考え直す、みなさんにも教育を見つめ直す機会にできればと思っています。
APUは「日本の大学」からいえばある意味、異端児。
そんな大学とSFCをひも解いて日本の大学を見てみたら面白いのではないかと。
イベント詳細情報や他の運営スタッフの日記もアップしていきますので、よろしくお願いします。
APU(立命館アジア太平洋大学)の望月洋子です。
(twitterアカウント:@yokomo07)
APUって何?
この人って結局どういう人なの?
って思われた方たちのために、改めてちょっと自己紹介を。
APUは大分県・別府市にある比較的新しい大学(2000年開学)で、6,000人弱いる学生の約半分が約90カ国の海外から入学してきます。
↑海外の学生を「留学生」ではなく私たちは国際学生と呼びます。
「自由・平和・ヒューマニズム」「国際相互理解」「アジア太平洋の未来創造」を理念にグローバル・リーダー育成を目標に掲げている大学です。
大学の公言語は日英二言語。
授業も日英二言語で開講され、国内学生(日本人学生)は英語の言語授業と英語開講の授業が必修、
国際学生は日本語開講の授業は必修ではないけど、日本語の言語授業が必修です。
学食にはハラル・フード(ムスリムでも食べられる食品のこと)も置いてあります。
国際学生で出身国が一番多いのは、韓国・中国・タイが3トップ。
他にも東南アジアの出身者が多く、ベトナム人やインドネシア人もそれぞれ100人以上を超えます。
大学の詳細は以下のURLから見れますよ。
http://www.apu.ac.jp/home/index.php?sel_lang=japanese
さてさて、私はそんな大学に通ってる4回生なわけです。
(↑西日本の大学では「4年生」じゃなくて「4回生」っていう呼び方をする大学が多いんです。)
っていっても、東京生まれ、東京育ちなので大分県に行くのも大学入試で初めてだったぐらいです(笑)
私が東京近辺の大学も志望校の範囲に入っていながら、この大学を選んだのには勿論理由があります。
そもそも大学を選ぶときに、自分の中で条件を作って、それをクリアーできる大学を探しました。
条件① 国際関係論を勉強できる大学
条件② 学際的(interdisciplinary)学問が可能な大学(他学部の授業も取れる)
条件③ 模擬国連活動が可能な大学(国連会議を学生でシミュレーションする活動)
条件④ 英語教育が徹底している、もしくは英語開講の授業が豊富な大学
条件⑤ 交換留学協定先が豊富にあり、留学システムが充実している大学
これらの条件をクリアーしていたのは早稲田・上智・ICU(国際基督教大学)・AIU(秋田国際教養大学)、そしてAPUでした。
高3の夏にAPUの存在を知り、面白そうな大学だなとは思ってはいたものの、
地方大学だからという理由だけで最初は志望校範囲から外していました。
しかし、「今自分が東京にいるからといって東京の大学に当たり前のように進むのも面白くない。
東京で生きている限り、実質他の地域を知らないわけだし、むしろ見てる世界も狭いのでは?」
そんなふうに考えるようになり、最終的にはAPUに行くことを選びました。
専門は国際関係論と開発です。
ゼミも紛争と開発がテーマのゼミを取っていました。
APUに入ってから活動していた内容は色々ありますが、ここでは要点だけを。
2回生(2008年4月)~3回生夏(2009年7月)まではAPUと大分県大分市にある私立岩田学園とで行っている高大連携プログラム、APU・立命館コースでの授業でTA(ティーチング・アシスタント)をしていました。
岩田の高大連携に関する詳細はこちらから。
http://www.iwata.ed.jp/apuk/iwata.html
APU講座という授業では各グループにTAが1人ずつつき、文献調査と調査に基づくプレゼンを行います。
TA業務は文献調査の仕方のレクチャーから、グループワークの補助、プレゼン大会運営など多岐にわたります。
TAが黙って座ってれば高校生たちが自分たちで調査・ディスカッションするわけでもないので、実際は色々大変なのですが(笑)
岩田の授業以外にもTAを何回かやっていたため、教育への問題意識が以前より高まっていきました。
ちなみに、私は高校時代から学校の枠を超えて高校生主体の平和活動・平和学習もやっていたので、
大学に入る前から教育への問題意識はかなりありましたが。
3回生夏~4回生春(2010年6月)まで、韓国のソウルにある梨花女子大学に交換留学に行ってました。
韓国語(第3外国語)の学習もしましたが、メインは英語開講での専門科目の受講です。
よく韓国語開講の授業を取ってたの?って勘違いされますが、そんなに韓国語できません!(笑)
というか渡航した時にはハングルも読めませんでした(笑)
今は日英に加えて、インドネシア語、韓国語も話せます(後者2つは日常会話レベル)。
初めての留学だったこともあり、多くのことが良い刺激となりました。
そして海外の大学を見てAPUとの相違点、日本の大学との相違点に気付いたのも大きな学びです。
イベントで共同代表を務めている中村香住とは学年が離れていますが、
もともとは早稲田塾×APUの塾大連携プログラム Super Cross-Cultural Program で私がTAで参加し、
彼女が高校生で参加していたときに知り合ったんです。
今は帰国してからちょうど1カ月。
高校時代に通っていた予備校の早稲田塾で繋がった方々と一緒に高校生向けのイベントをしないか、という提案から始まったこのイベント。
自分自身も教育を考え直す、みなさんにも教育を見つめ直す機会にできればと思っています。
APUは「日本の大学」からいえばある意味、異端児。
そんな大学とSFCをひも解いて日本の大学を見てみたら面白いのではないかと。
イベント詳細情報や他の運営スタッフの日記もアップしていきますので、よろしくお願いします。