今日は夕方から日本フィルの演奏会に嫁と行って来た。
オケの演奏会はあまり行かないのだが、学生の頃吹奏楽でやったことのある懐かしい曲ばかりだったので、たまには行ってみようかと。
@みなとみらいホール
指揮: シズオ・Z・クワハラ
ピアノ: 田村 響
プログラム:
J・アダムズ「高速機械にチョイ乗り」
P・ラフマニノフ ピアノ協奏曲第二番
P・デュカス「魔法使いの弟子」
I・ストラヴィンスキー「火の鳥」
こういうプログラムは客集めには最適です。
で、2007年のロン・ティボー・コンクール第一位の田村 響つれてくれば、そりゃホールも埋まるってワケです。
正直、オケは普通。
クワハラ選手の音楽作りはどの曲も収束感不足・ベクトル不足で、正直どういう音楽をやりたいのかよく分からない。
だからラフマニノフを弾いた田村君の若々しい演奏が逆に新鮮だったりして。
ただ1986年生まれの若干22歳にもっと濃厚なルシアン・ロマンティシスムを望むのはちょっと酷か。
そういえばラフマニノフのコンチェルトを聴きながら、初めてラフマニノフを弾いたときの驚きを思い出した。
ラフマニノフのピアノ曲の書き方、特に和音の重ね方(それが同時に鳴るときでも分散されても)は、それまでの誰が書いた曲よりもピアノがよく響くしそのスケールが大きいのが特徴で、いままで弾いていたピアノが突然違う楽器になったかと思うほどである。
ちなみにラフマニノフは手が大きく、軽く10度(オクターブ+2音)は開けたというから、あの和声の書き方もさもありなん。 いやホント、久々ピアノをもう一度買いなおしたくなりましたよ、今日は。
で、オケは前半の2曲でエネルギーを出し切ってしまったせいか、残りの2曲は目も当てられないような落ち武者っぷり。 まぁ、最後にストラヴィンスキー持って来たら、誰だってヘタるわな。
というわけで、座った左翼席の位置も悪かったせいか首が左に曲がったままで痛くなるし、消化不良気味の結果に終わった演奏会であった。
次はN響いってみようかな。