鉄道博物館に突撃! | Dans La Nuit Magnetique... マグネティックな夜に・・・

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写真にまつわるエトセトラ。
もしくは50年前のカメラと古いレンズたちと、ちょっと旧い英吉利車とのマグネティックな夜。

三連休の最終日。

なんにもせずに連休を終えるのも癪だと思い、かねてから行こうと思っていた鉄道博物館へ出陣して参りました。

そう、何を隠そう私め、これでもいっぱしの鉄道オタクの端くれでございます。
鉄ヲタと一口で申しましても、かなり裾野は広うござんす。
かくいう私の専門は昭和初期から昭和30年代頃(湘南電車がオレンジと緑に塗られた頃)まででありまして、
いわゆる旧型国電と呼ばれるチョコレート色の電車、そしてその中でもさらに特殊な車輌(天皇が乗っていた御料車輌、戦後GHQによって接収された連合軍専用車輌)が研究の対象となっております。



で、ホントは今週末の予定は鉄道博物館ではなく養老渓谷の紅葉だったのですが、昨日書いたようにタイヤがらみのアクシデントでその予定がオシャカになった訳です。
あぁ、いまいましい!! ということでせっかく遠出を楽しみにしていた嫁さんを可愛そうな目にあわせるわけにはいくまいと、若旦那は頭を絞り決めたのが大宮("鉄博"てっぱく)なわけでございます。



で、突撃してまいりました。
「どうせアンタみたいな鉄ヲタばっかりよ」と面倒臭がる嫁をひきずって。
午後2時ごろについたら、こんな感じ。
入り口は特に並ばず、オープン最初の混乱は収まった模様。





お目当ての御料車は薄暗く照明をおとした場所に並べてあったので、うまく画像が残せず(涙)
でも、戦前の一等車マイテ39型の内装はため息がでるばかりの絢爛豪華さ!


↓すげーーーーー!!! 江戸城の奥の間みたい。



いまやたいがいの鉄道路線ではグリーン車と普通車がありますが、その昔鉄道車輌には歴然たる階級区別がつけられてました。
一等車のイ、二等車のロ、三等車のハのうち、庶民が乗れたのは三等のハ。二等は大金持ちか高級官僚、一等なんて華族クラスです。
だから、グリーン車なんてサロとか呼んでますが、そんなもの昔は屁でもなんでもない訳です。



それから非常に興味深かったのが、木造ダブルルーフ車のボディ構造断面を見ることが出来たこと。これは貴重だ。
昔はいまのカマボコのような張り上げ屋根ではなく、明り取りがついたダブルルーフだったのである。この構造はいままで資料でしか見たことはなかったが、実物だとそれよりもさらに凝ったつくりだったことが分かる。


↓なんとホゾを切って組み木の要領で作り上げてたんだね。

(側壁とルーフとのつなぎ目)


↓ダブルルーフの明り取り部分。職人技だ。



ちょいと疲れたので遅い昼ごはん。
2階には軽食が食べれるところがあるので、デリセットのチキンをチョイス。
味はなんだか食堂車で出てくるような味。期待しないほうがよい。

↓うまそうに頬張る嫁。



見回してみると、いわゆるキテる鉄ヲタは非常に少ない。
その代わりに多いのが小学校にあがるかあがらんかぐらいの子供連れである。
そして驚いたことに若いカップルが非常に多いのだ。
彼らは私なんかより若いから、展示してある車輌なんかにはあんまり興味がわかないと思うのだが・・・




食べ終わったら、2階の資料展示室をぐるっと見て回ると、部屋の片隅に未整理のままいろんなものが置いてある一角あり。その中に懐かしいものを発見した。

↓むかーしあった自動券売機。



そうそう、子供用の切符には間違えて押さないように色つきのカバーがかかってたんだよな。懐かしい。



それから、本日のスマッシュヒット。
なんと連合軍専用車輌に記載されていた部分を切り取ったものらしい板。
複製なのかもしれないが、GHQに指示されて完全整備を要求された専用車輌だっただけあって、明るいチョコレート色が今でも残っている。
車輌名はBLUE BIRDだが、これはいったいどこの編成に使用されていたのだろうか???





で、本日のラストショット。
嫁さんはこれを目当てに大宮くんだりまで来たといっても過言ではない。


↓トレイン・シミュレーター。




なんと30分待ちであったが、後ろに並んでたガキ(上の2枚のうち下のやつに腕上げて写ってる赤いガキ)が運転してる嫁さんの横で、「ブレーキブレーキ!」「もっとマスコン引いて!」とかウルサイこと。

オメーに指導されるいわれはこれっぽっちもねぇんだっ!
と、大人気なくブリブリ機嫌が悪くなる若旦那であった。



帰りは大宮から湘南新宿ラインのサロで帰宅。
1時間半の普通車は三十過ぎには苦しゅうござんす。








「お父ちゃん、僕は次いつ登場できるの??」