幸せになりたい!![]()
そう思わない人はいないと思います。
では、どうしたら幸せになれるのか?
こう問われた時に
お金持ちになる!![]()

そう答えたら、きっと言われるのは
「幸せはお金では買えない」![]()
ということですね。
確かに、お金持ちでも心が貧しい人は不幸かもしれません。
いや、きっと不幸です。(私の僻みかな?
)
でも、お金があれば、買える幸せもあるのです。![]()
ハーバード・ビジネススクールで行われた実験がありました。
大学のキャンパスで、何十人の学生に封筒を渡しました。
封筒には、5ドルか20ドルのどちらかが入っています。

それと、次の2種類のメモもどちらかが入っています。
「夜、戻るまでに、このお金を自分のために使ってください」
「夜、戻るまでに、このお金を誰かのために使ってください」
これで、2種類のお金と2種類のメモがランダムに渡されたのです。
実験は夜に帰ってきた学生に2つのことを聞きました。
「お金を何に使ったのか?」
「いまどれくらい幸せなのか?」
何に使ったのか?という問いには
学生は「自分のために」ならコーヒーを買ったりしました。



学生は「誰かのために」ならホームレスにお金をあげたりしました。
次にどれくらい幸せなのか?という問いには
「自分のためにお金を使った人」より、
「他人のためにお金を使った人」のほうが
幸せを感じているという結果が出たのです。
わかりますね。![]()
「自分のためにお金を使った」は、その瞬間、ラッキーと思うかもしれませんが、それだけですぐに消える幸せです。![]()
「他人のためにお金を使った」は、ある程度は長く持続する幸せを感じるのです。![]()
実験の結果を知ると、何が大切かがわかりますね。
ですから、お金を儲けたり、節約したりして手にするお金を、全部
を自分のためにだけ使うのでなくて、一部
を他人のために使いたいと思います。
ちなみに、一部でいいのです。
金額の多少は、あまり関係はないのです。![]()
何故なら、それも実験が証明しています。
実験で5ドルと20ドルを与えたのはそれも調べるためです。
ちょっと考えると、5ドルより20ドルを使うほうが、より幸せになりそうですね。
でも結果は「感じる幸せは使う金額は関係なかった」のです。![]()

ですから、安心して、10%でも1%でもいいから、誰かのためにお金を使いましょう。
ちなみに、この実験はカナダとウガンダで行われました。
そして、同じような結果が出ました。
つまり、人間は皆そういうふうに幸せを感じるようにできているのです。