最後の呟き壺 -11ページ目

最後の呟き壺

あと何年生きるかわからないけれど、今を楽しんで生きるつもりです。その時々の思いを忘れないように記録しています。

これは老女の備忘録として書いています。

あの息をするのも苦しかった暑い夏が去ってくれました。
今、植木に水やりをする明け方の空気のなんと清涼なこと。
過ぎ去れば何もかもが夢だったような酷暑の日々でした。
でも、来年もこんなだったら、どうしようか、と深刻に考えてしまいます。

9月に入ってすぐ、旅をしてきました。
長らく念願だった富山県、八尾の「風の盆」祭りを見に行ってきました。
よかったです。
夜も更けるほど、観光客も減った町の通りを胡弓の音と、三味線、そして哀調あふれるおわら節の唄に合わせて編み笠の踊り手たちが隊を組んで踊り歩きます。
日本にはこんな美しい、情緒溢れるお祭りがあるんだなぁと、あらためて感じいりました。

それから、来月は都内某ホテルに一泊する予定です。
ずっと前から一度は泊まってみたかったクラシックホテルです。
そして、再来月末には、これも念願だった石山寺を訪れるつもりです。
ええ、あの紫式部がそこで、源氏物語を書いたという伝説のお寺です。

なんか、急に小さい旅が多くなりました。
人生でやり残したことが無いようにという気持ちの現れかもしれません。
それと、歩けるうちに行きたいところ、行けるところに行こうという決意もあって・・・・

別に、これといって変化もなく、淡々と日々は続いているのですが、どこかに物悲しい気持ちがあるのですね。
一緒に心から笑える友がいないということがその原因かもしれません。
4年まえに逝ってしまった友をよく思い出しています。
本当に、理解し合える友というのは人生でそう会えるものではないですね。
この心の空白を埋めるためにも小さな旅が必要なのかもしれません。