数日前にツイッターで #世界一のクリスマスツリー を目にすることとなり、不可解で気になっています。
植物の生命を大切に思ってはいるだろうと想像するプラントハンターさんが、このプロジェクトで”植物を運ぶことで、 現代人が忘れがちな、大切な「気付き」を与える(そら植物園公式ホームページより引用)”ことがしたかったのだとしたら、私は何に気付けたのだろうかと。
今回のプロジェクトを知った時に、「一輪の花や一本の木から人が恩恵を受けているということに、こういうプロジェクトがあると気付けるよね。」とは思えませんでした。
「企業や行政の依頼でプラントハンターは山の木々を都市のイベントのために移植し、その後は木々の生命力は失われてしまう。」ということにあらためて気付いたのかもしれません。
私は自分で種から植物を育て、その植物の葉の生命力をいただいて生きています。小さな草も大きな樹も一つの生命体だと思っています。
プラントハンターが「『この木が可哀想』とか『人間のエゴなんじゃ?』とか思わない?」と発問していますが、私はクリスマスツリーで世界一を目指すために生の巨木を運びその後記念品にすることは人間のエゴだと思います。
私は主催者の狙い通りの反応をした一人、なのでしょうか?よくわからない。
思ったことを下記にメモしておきたいと思います。そうすることで、この件にこれ時間をかけるのはやめたいと思います。
以下長文。
【自分的な時系列順】
1.ツイッターで「世界に一つだけの花」を検索してみたところ、歌手の槇原さんが”世界一のクリスマスツリー”の下で歌を歌うことを知り、記事 (キャリコネニュース)を読む。その後、関連記事やプラントハンターさんのプロジェクトホームページを読む。
『巨木を運ぶことは人間のエゴなのか』 キャリコネニュース 2017.11.15
(感想)
目的①?世界一を目指す。(生木ツリーの高さ、オーナメントのメッセージ数)
⇒正直なところ私は世界一を目指すこと自体に意義を見い出せないので、目的自体に賛同できません。他人の目的に意見するつもりはありませんが、この目的についてどう思うかは人それぞれだと思います。
目的②?”神戸に巨木を立てることは鎮魂を込めたメッセージ”で”神戸は地元。阪神・淡路大震災を経験している。”
⇒神戸市(行政)も賛同してとのことで、「神戸に鎮魂を込めたメッセージとして巨木を立てたい」人が他にもいたのかもしれませんが、私はなぜそれがクリスマスツリーなのかに頭がついていけていません。”祭祀の折りに木を立てることを神聖な行為とし、木を立てる場所は神聖な場所です。”ならわかりますが、目的①と同じ樹でクリスマス限定でやろうとしたら神聖な行為ではなくなってしまいませんか?”巨木は日本人の原質です”と言うなら日本人の伝統的なやり方を検討して欲しかったです。
私自身は東日本大震災の鎮魂のためにクリスマスの時期にツリーをメッセージをと言われても書くきになり難いです。メッセージを巨木に託せて良かったと思う方が多いことを祈ります。同時に、そう思えなかった人がネット上で少なからずいることがわかっていることは知っていただればいいなと思います。
付随目的③?プラントハンターが数億円借金してやるプロジェクトの願いの一つは人々の議論になること?
⇒そのために樹齢150年の木の命を絶つ必要があるかというとないですよね?腑に落ちません。人間が消費する木の量、生命の数について議論を生みたいのであれば、議論する場を設けることを企画すればいいことだと思います。家屋等の日常生活に使用するためと、世界一?を目指すイベントのために使用して記念品として配布することの有意義性は違うと思うのですが、そういう議論を深めたいという意図がある?のか疑問です。
2.ツイッターで #世界一のクリスマスツリー に関する投稿に目を通す。
期間限定イベントだけのために樹齢150年の樹を伐採したことへの批判、このプロジェクトを震災や鎮魂と結びつけていることへの遺憾の声があがっています。
⇒自分と同じように”嘆かわしい、できる限り有効活用を”と思った人が世の中にいることはほっとしました。同時に、普段から木の使い方に関心が高い人々が今回のニュースで不快感を味わっていることは、プラントハンターさんが願ったことではないのではないかという疑問が生じました。
3.インスタグラムでプラントハンターさんの投稿に目を通す。
気になったのは、seijun_nishihata 10月10日の投稿です。
#世界一のクリスマスツリー プロジェクトは、氷見の里山を見守ってきた樹齢150年の #あすなろ の巨木の力を借りて行う。なぜ、このクリスマスツリーが復興と再生の象徴として復興都市、神戸の開港150年のフィナーレに立てられるべきだったか、勝手にわかってくるんです
⇒私がわからない点について、”勝手にわかってくるんです”と書かれているので、ここの部分を少し知りたいかもしれません。インスタを見る限り、企業の要望に応じて樹齢300年のオリーブの樹を持ってきたり、「飛騨市が余している木を木材以上の値段で買取りツリーとして有効利用するということで非常に喜んでもらっています(2016年12月1日の投稿)」といった職業経験をしている人が、そして巨木の生命を畏敬する気持ちはありそうな人が、借金してまでやりたかったのだから、私が想像できない理由が何かあるのだろうかと期待してしまいます。
4.アメブロで #世界一のクリスマスツリー 関連投稿を読む。
神戸市議会議員の方のブログが参考になりました。
ツイッターよりも批判的な人が少なく、イベントとしてこのクリスマスツリーが楽しみな方が多そうな印象を受けました。ただ楽しみにしている方々のなかで、プラントハンターさんが願ったような”気付き”が生じているのかは疑問です。
以上
