こんにちは、樋口です 


家賃の滞納問題で気にすべきところは、
滞納額よりも、滞納回数

と言われています。

例えば5万円一括で支払うよりも、
1万円で5回支払う方が、
後になるにつれてますます
回収しにくくなってしまいます。

なぜならば、
金銭を借りる緊張感は約75日しか持たない

と言われているからです。

返済し始めこそ、
「待ってもらってありがとう」
という気持ちを持って真面目に返済します。

ところが3ヶ月目にさしかかると、
自分の持っているお金を
「とられる」

という意識に変わってきてしまうのです。

これは滞納者の
「滞納に対する緊張感」の変化がもたらす
滞納心理の本質です。

入居者が満額を払わない状態を
ずるずると続ける滞納については、
滞納者だけでなく、
オーナー様自身の危機感が薄れることによって
長期化を招く可能性があります。
この人は声をかければ支払ってくれるから、
という理由で安心してしまうケースが
実は一番解決が難しいです。