そして”男”②は・・・。
間寛平さん。
当然メディアを通じて拝見しているだけですが、
60歳を前に企てた途方も無い企画に加え、
癌というハプニングが起きる中、
それでもやめない彼の意志はどこから来るモノなのでしょうか
何故こんな過酷な事をしなければならないのか。
テレビで追いかけているので過程を知ることができる訳ですが、
家族の温かさと彼自身の凄さにガーンとパンチを受けた気分を味わいました
やっぱり女性は強く、懐が深いということでやはり奥様話です。
最初の航海で寛平さんが弱気になったときの電話
普通に行程の辛さを話す旦那さんに最後に一言。
「かんちゃん、あんた、いっこも面白いこと言ってへんで」
寛平さんは冒険をしている一人の旦那さん、人間として奥様と話してしまった。
でも奥様はしっかり旦那さんの役割を俯瞰で観ている。
何があっても仕方が無いと決死の覚悟で送り出した妻の強さは凄い
彼女が旦那さんである寛平さんの事を、しっかり見守って、
愛しぬいてきたからこそと、これまた胸が熱くなったのでした。
しかし当然寛平さんも素晴らしい
危険な国も”走る”という、べったり地元と関わり合う方法により、
人に笑顔をもたらすパワーは、誰もが持ち合わせる能力ではありません。
一番驚いたのは、反日デモ真っ只中の中国を、
日本の国旗のついたウェアで走り、手をふり、「ニーハオ!」と進み続ける。
すると道行く人が挨拶だけから、手を振り、ハイタッチをし、握手をし、
写真を撮ると、どんどん距離が縮まっているのです
中国でのゴールの様子は唸りました。
彼を迎える人が沿道にいるのですが、日本人、中国人入り混じっての声援。
その手には、日本と中国の国旗が両方握られていたのです
コレって、素晴らしくないですか
政治で怒っている人でも、
ストレートな行動に気持ちを和らげられるという現実。
息子さんでアーティストの慎太郎さんが今回の事を歌にされているのですが、
その中のワンフレーズに深く納得
*歌詞通りで無いのはお許しください。
「言葉ではなく、その行動する姿が物語る」
本当にその通りですよね
人にケチをつけたり、人を悪者にしたりと、
議論ばかりで自分を守ることしかしない人の言動は信用・信頼できない
実際に動いて初めて人を説得でき、初めて自分をわかってもらえるのです。
まさに行動で示した寛平さんは、まさしく"男”でした
この1週間、私は2人の”男”にノックダウン
そう”男”です。
性別としての男性はいますが、ほんに”男”は減ってる気が・・・。
あっ、男性からしたらその逆、言いたいですよね
謝っておきます。