1月11日の成人式、大阪三島郡の水無瀬神宮の
「大茶盛」というお茶席に参加させて頂きました
全く茶道の知識が無く、どうしようか迷っていたのですが、
思い切って参加して大正解
久し振りにお着物に身を包み、
背筋も伸びた素敵な一日でした
「大茶盛」とは、鎌倉時代に奈良の西大寺で始まった茶会。
高僧・叡尊がお正月に修正会の結願のお礼参りに西大寺鎮守「八幡宮」に献茶、
その時参拝に来ていた一般の人々に健康を祈願してお茶を振舞った事が始まりだそうで、
これにより広く庶民にお茶が普及したそうです。
当時は違っていたようですが、現在は全て特大の道具で回し飲み、
1年の幸せを祈願する行事となっているようです
私を「タバコ」と思って道具を見てください
すごいでしょ
お点前は普通の茶道と同じな訳ですが、
真面目にこんなに大きな道具でお茶を点てている姿も、
お隣の方に手伝って頂いて持ち上げ、そろりと飲むその様子も、
思わず笑いを誘い、1年が和やかになるなと、
「大茶盛」の意味の確かさを実感しました
この後、本席にて一服いただき終了
初体験は、全てが新鮮でとっても楽しく、
新たな事を学ぶ嬉しさを感じながら八坂神社へ
お参りの後は、
京都のフレンチといえば!の「祇園 おくむら」で、
懐石フレンチを堪能
これまた久し振りのフルコースに、
前述通り久し振りのお着物だったので、
完食できるか不安だったのですが、なんの、なんの
ぺロリと頂き、シャンパン、ワインも美味しく大満足
年始早々、とっても優雅な時間を過ごす事ができました
誘ってくださったOさん、Rちゃん、ありがとう
しかしこれで終わらないのが私。
これで大人しく終わればいいものを、
お着物が嬉しくて、芦屋に戻ってから馴染みのバーを2軒ハシゴ
しかし、お着物を着ていると所作までちょっとお上品になるようで、
いつもの様にお酒を飲んでも酔うことも無く、
真人間のまま帰宅
人って・・・変われるんだ
と妙な所で、自信がつきました