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フランス個人輸入代行A Priori Paris バイヤーブログ

パリ在住のバイヤーがフランス最新情報からフランスでしか手に入らない一品など紹介していきます!

今日は、とっても洗練されたフロマージュリ(チーズ屋)の
ローラン・デュボアでお客様のお買物。音譜
ケーキに見えてしまうほど、見た目にもこだわりが感じられます。
一目で気に入ったハート型のイチジクのジャムがのっている
ヤギのフレッシュチーズ&クルミを自分の遅めのランチのために買いました。

何故かハートに弱い私。ラブラブ
味はさっぱりしてオプションのイチジク、クルミ、シナモンが絶妙にマッチしてます!


その日の夕食のデザートで息子に残りをペロリと食べられちゃいました。
店員さんの言ったとおり、あまりの美味しさに2口で終っちゃうというのは本当でした。にひひ


とってもお洒落~!ラブラブ!




コンテなどのハードタイプのフロマージュも豊富です。チーズ




Laurent Dubois
47 ter bd Saint-Germain
Métro : Maubert Mutualité
先日、高校1年の息子と進路のことで少し話し合いました。
それは、高校2年で得意分野のクラスへと別れる前に、
希望とする分野を今から仮登録をしなければならなかったからです。

フランスでは高校卒業試験の「バカロレア」をパスしないと、
どの大学にも入れません。
高校2年からこの試験が始まり、3年の6月に最終試験があります。
試験を受ける分野を高校1年の終わりに確定しなければなりません。

さて、我が息子の選択は?
息子は数学が苦手で国語、歴史が強かったことから母親の私はずっと文系に行くのではと思っていました。
でも高校に入って国語に自信を持てなくなったのか、
新しい科目に魅せられたのか、文系にも就職に有利な理系にも行かないと言うのです。一体どういうこと?叫び
そう、フランスにはもう1つ「系」があるのです。
息子は、そのもう1つの経済・社会学系を選択しました。まだ仮ですけど。。。
授業は経済・社会学、数学、科学、歴史、フランス語、英語、第2外国語、そして高3で哲学が4時間加わります。
やっぱりフランスですね。哲学が文系では8時間、そして理系では3時間の必修となっています。
経済・社会学系とは、ちょうど理系と文系の中間ってことになりますね。
2つに絞られず、選択肢が多い方が私は良いと思いますが、どうでしょうか?
またニコニコ高校、大学システムを紹介していきますね。

アネクドット(小話)
子供って親の期待を裏切りますよね。
まだ息子が幼児の頃、私も世の中の多くの母親同様、
「うちのこは天才かしら?」「xxの才能があるのかも!」と束の間でも思ったことがあります。
幼稚園では、芸術派の先生に「お宅の子、絵の才能がおありでは?」と言われ、
おまけに息子も画家になりたいと言っていたので、
将来は「ボーザール」(芸術高等学院)に行かせようなんて思い描いていました。
中学校に入ると映画に興味を持ち、職業研修も映画会社だったので、
息子は映画高等学院に進んで映画業界に入るのかな、なんて想像していました。
ここに来てもう一人妄想は止めました。
まだ本人が何をしたいのか分らずもがいているからです。
先日友人とランチをした時に、「15歳って丁度好きだったり得意な科目が変わったりするよね」と言われました。
そうだったのかな、と15歳だった自分を思い出してみました。
ここ数年メディアでは、若者の失業率の増大や学歴があっても国内で仕事がみつからず、海外に進出している様子を発信しています。
息子も今のフランスの現実を知って、理想だけでは安易に生きていけないとすでに悟っているようです。
未だに好きで絵を描いていますが、「絵で食べていくのは大変」というのは周知のとおりです。
等分は思う存分悩むことでしょう。悩まないと見出せないものってありますからね。
同じ年齢を経た大人として、理想は持っていて欲しいと願いますが、
これから進もうとする現実を影ながら見守るしか私の出る幕はないようです。シラー


息子の最近の作品です。アート