お盆に帰省したときの話なんですけどね
午前中に出発して、ちんたら実家に向かってたんです。

途中ダムなんか見ながら。
ダム好きなんですよね。
普段はテンション低くて、ダラーっと間延びしたような顔で生きてますけど。
ダム行くと、ふなっしーみたいになるんですよ。

まあ
途中何度か梨汁ぶっしゃーしながら、車で走っていると、時間は昼時になるんです。


梨汁ぶっしゃーで、腹ペコになってしまってますから早急に何か食べたいんですよ。
そこにちょうど良くガストが見えて来ましたよ。



夏がスーっと!

夏がスーっと!

超元気っきー!!

超夏ガスト!!ガスト!!ガスト!!


車内で一人大騒ぎ。
夫は淡々とバックで駐車。


さあさあ、腹が減っては戦は出来ぬのですよー。
駐車が終わると一人でさっさと入店。夫、放置プレイ。


空前のナポリタンブームなのでスパゲティを頼む。

すると隣の席に同じ顔をした女性2人組が座る。
おそらく親子。娘の方は年の頃は…私と同じくらい?多分30代。それか、老けた20代。
母親は…見当もつかない。そんなに重要じゃないので、ここは割愛。


隣の娘さんもスパゲティらしきものを注文していた。


もちろん
私が先に注文したのだから、私の方が先にスパゲティを出される。


私は
スプーン使わないのですよ。

フォーク1本の職人気質を気取ってスパゲティ食べるのですよ。

左の握力弱すぎて、油断するとスプーンをガッシャーンしちゃうもんでね。困ったもんです。

ちなみに
パスタでなくスパゲティです。
パスタはデュラセラムじゃないとパスタとは言わんのです。


フォーク1本で命をつなぐ炭水化物を食べる。



すると隣の娘さんにもスパゲティが届く。
なんとなく横目で見ていたら、娘さんはスプーン&フォークの二刀流のかまえを取る。


出た。二刀流。



いくら正式にはフォーク1本がスパゲティを食べる際のスタンダードだとしても、日本じゃ二刀流がお上品の象徴。

二刀流の隣じゃ私の一本気は、ただのガサツ。

なんとなくコンプレックスもあるのですが、でもガッシャーンしちゃうと恥ずかしいのでスプーンは使わない。


夫、すまぬ。
嫁はやっぱり可愛げ無いけどフォーク1本で行くよ。

ちょっと凹みつつ、黙々と食べていた。





…え?






…え?





するはずのない音がする。
まさか…?


隣を横目で見る。










ずびびびびーーっっ








あ、すすってらっしゃる。


娘さんは目線の高さくらいまで二刀流でスパゲティをすくいあげて、手元でクルっとフォークに1回転巻きつけ、口に運び…勢いまかせに吸い込む。


見てはいけない何かを見た気分半分
これなら二刀流にも負けやしないじゃないか!!な気分半分。


娘さんよ。
余計なお世話だが、男の人の前じゃそれやったらいかんよ。


宴の席で手酌した私が言える立場じゃないけど、
乾杯する前に「味見♪」と、グラスに口を付ける私が言える立場じゃないけど、
お互い気をつけようぜヘ(゚∀゚*)ノ

心の中でエールを送り、その場を去った。


実家に着くと、夕御飯は素麺だったので私も負けずに華麗にすすりましたよ。


なんかスッキリした夜だった。





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