ボーダーに遭遇した人は、異常者に惨殺されかかったようなもの。
たとえ異常者に惨殺されかかろうと、被害者は自分の力で自分の人生を
取り戻さなければなりませんが、通り魔にストーカーされなければ
起こらなかったことの全ての責任も、背負っていかなければなりません。
尾をひく後遺症に追い打ちをかけるように、加害者がばら撒いた悪評が
被害者を半永久的に叩きます。
「被害妄想」は定番でしょうか。
多くの方の被害報告を読んでいると、ボーダーにも
いろんなタイプがあるようです。
異常者なら出会い頭にすぐに分かるようなものですが
ターゲットにならぬ限り、ばれません。
寸法がぐちゃぐちゃの家であっても、外見が保たれていれば、それは
通行人の目には分からないのと同じです。
隣家にいたとしても、自分に被害がなければ、隣人はふつうの人。
身内にボーダーを持った方々の、ご苦労とご心痛、被害のほどには
胸がいたみます。
中でも最悪なのが、親が毒人間だった場合かと。
●毒親対策について
http://okwave.jp/qa/q5610960.html
これを読んだ時には、いったいこの世に何人、同型の
毒親がいるんだと驚きました。
被害者にとって大切なことは、おかしてはならぬ一線でも平気で
踏み込んで踏みつけてくる彼らに対して、『拒否する』『怒る』という、
人間として当然のただしき感情を、自覚し、肯定することかと思います。
スーザン・フォワード「毒になる親」にも、そう書かれてあります。
憤りであれ、無視であれ、
それらは通常ではもってはいけないものとされている悪い感情です。
だから被害者は内からも、外からも、「負」の意識に苦しみます。
加害者はそれに対して目を光らせ、卑怯者よばわりして批難し、
干渉の正当性をさらに強調してきますが、加害者に洗脳された周囲からの
圧力に負けて、従っても、いいことは何ひとつないです。
ボーダーの側に罪悪感があるのかといえば、ありませんから。
皆無です。
その、『逃げる』ですが。
わたしの場合、モラさんから逃げた途端に、モラさんの
モラハラスイッチが入りました。
相手にしないでおこうとすると、大騒ぎされました。
なので逃げると決めたら、完全なる音信不通、蒸発するくらいのつもりで
逃げたほうがいいみたいです。
過去の人間関係にどれほど未練があろうが、モラはそこから
うまく切り崩して、いつまでも影響を与えようとしてきます。
「誤解されて口もきいてくれない」
「ゆるさない人は、誰からもゆるされなくなるんだぞ」
「あの人は人のことを悪く言う。そんな人だとは思わなかった。裏切られた」
とかも大ありです。
加害者の奴隷にならぬ限り、いえ、なっても、
悪人の烙印を押され続けるのだと覚悟して下さい。
毒親ブログをみていたら分かりますが、死ぬまで追っかけてきます。
もといた場所の人間関係すべてを完全に断ち切らぬ限り、
周囲の人たちを操って、毒人間は受容を迫ってきます。
逃げる時には、人生の半分を捨て去るくらいの覚悟がいります。
常習犯なんじゃないかな、とモラさんについては考えています。
子どもの頃から、くりかえし、同じことをやっているんじゃないかと。
標的を追いかけまわし、他の人と仲良くならないように、悪評の刷り込み。
「相談」のかたちにして、救済者の役を演じ、権力者にとりいる。
その上で、
異常者を見守ってあげているお偉いワタシ
不幸な人を助けてあげようとしている善人のワタシ
そんな好ポジションを保持。
これは称賛や同情を導き出せる美談なので、言いふらす。
言いふらしにより、被害者の評判はどんどん落ちていく。
これらの手口がこなれていて、根回しおよび泣きつきが、上手でしたから。
直接的な加害行為は、洗脳した他の人がやってくれるので、自分は無罪。
無罪なので、罪悪感も抱かない。
自分自身は痛い目にもあわず、したがって反省することもない。
モラさんは、そういう人間であり、そういう人生なんだろうと思います。
標的を変えて、同じことを繰り返す、人格障害者です。
だけど被害者が、それに付き合う必要はありません。
次の被害者は高確率で、モラさんの家族か、近所の人だと思いますが、
それにも関係ありません。
被害者に加害者はいりません。関係ありません。
関係ないのに、相手は、
「関係ないふりをしていることが許せない」
「人に迷惑をかけてもいいと思っているのか」
という人種です。
頭の中どうなっているんだろうと思いますが、彼らは本気です。
さらなる悪評をばら撒きながら、追いかけてきます。
ボーダーは隣りにいます。
他人の人生を破壊することが、ボーダーの生きがいです。
目をつけられたら最後、想像以上に多くの物を失います。
生きなおすのは、大変です。