「ニーチェの言葉」
本棚がパンパンになってきて、そろそろ安易に続々購入する事を控えようと立読み。一頁毎に纏めてあり、さらさらと完全読破できる。最近しょっちゅう思っていることだが、「考え」とか「思想」とか「精神性」と、『芸術』というのはどうやらかなり密接に関わっているようだ。
リヒャルト・シュトラウスの「ツァラトゥストラはかく語りき」は、このニーチェの代表作がもとになって創られた曲だったと、今頃初めて知った。
作曲家も、曲を創る際は、ただメロディーを創るだけでなく、つまりは、基のニーチェの考えやその深さ重さをきちんと理解し、それを踏まえて構想を練ったからこそ、優れた曲が残されたのだろう。リヒャルト・シュトラウスは、それを理解するだけの精神性を持ち合わせていたということだろう。それは自分自身の体験から解ったものか、想像力からかいずれかはわからないが。
ブックカバーにニーチェの概要が書かれていたので眺めると、最後は精神崩壊で没したと記載があった。最近の新たな疑問は、なぜ、太宰治といい芥川といいニーチェといい、その他数多く…精神性や内面の表出において後世に残る程の作品を創った人は、精神が崩壊していくのだろうか。いや、もともと崩壊しているのか?偶然で気のせいか?
不思議ー。
