昨日、ディズニーランドは毎日が初演だといいました。
毎日を初演にするために毎晩夜を徹して大掃除をしているから驚きです。
ディズニーランドで毎日閉園後、夜を徹して行われる大掃除は
半端じゃありません。毎晩250人以上が総出で22時30分から翌朝9時まで
10時間半かけて磨き上げ、床は「赤ちゃんがハイハイできるレベル」まで
徹底的に清潔にします。キッチンは毎晩温水で床の油分を完全に除去します。
トイレは便器、床ともに毎晩滅菌洗剤で丸洗いし、
朝までに壁や床の水分を完全に乾燥させ、
鏡、水栓、ペーパーホルダなども曇りがなくなるまで磨き上げます。
便器も頬ずりしても大丈夫なくらい真っ白に仕上げます。
店舗やレストランも、床を磨くだけでなく
カーペットはすべて掃除機をかけ、窓ガラスを磨き、
ドアノブの真鍮も毎朝指紋が残らないように磨きあげます。
ゴミ箱も毎日水洗いしています。
汚れているから掃除するのではなく、汚れる前にきれいにするのです。
公共施設、会社、ご家庭などの、年に一度の大掃除並みのことを
毎晩やっているのですから驚きです。
こうして、ディズニーランドは毎日閉園後、徹夜で大掃除をして、
オープンした日の1983年4月15日に戻しているのです。
なぜそこまでするの? そんな疑問が湧いてきます。
ここにも、ウォルト・ディズニー由来の
「ディズニーランドは非日常の空間」という「こだわり」がありました。
わたしも最初「食べ物の持ち込みは禁止」とか、
「自動販売機は設置しない」などと聞いて、
ディズニーランド内のレストランを利用してもらうための処置だろう
くらいに考えていました。
しかしよく調べてみると、これらも「非日常というこだわり」
とか「人と人とのコミュニケーション重視」
など独特の哲学や価値観によるものだったのです。