今週のマルタは熱波に襲われて、連日40度近い猛暑に襲われています。夜も、去年は熱帯夜はあったかな？という程度だったのに、今週は火曜からずっともうエアコンなしには寝れないくらいの暑さです。
余談ですが、突然の電力の消費に耐えられず、各地域で停電も何度か起こり、冷蔵庫の中が心配でした。。。この日はうちの通りに被害があって、ご覧の通りに真っ暗です。
マルタに長く住んでる方の話によると、
- 毎年この時期から日中は本格的な夏の気温となる
- しかし、マルタの住宅は石でできているので、家の中まで暑くなるのには時差があり
- 大体7月半ばとかから家の中もエアコン使う暑さとなってくる
なのだそうです。よって、この暑さは異常気象。（あ～良かった！）
ここから本題ですが、マルタは地中海の島国。なので、地中海気候地帯です。
地中海気候という気候区分の名称は中学の社会科で習った覚えがある方も多いかと思いますが、
では、実際はどうなのか、ご紹介します。
特徴1： 一年を通してお肌が潤う程度の湿度の高さ
ヨーロッパなんですが、地中海気候なので、乾燥してません！夏も冬も不快にならない程度の湿度です。
あと、理由はわからないのですが、野菜や果物がダメになるのが早いです。
例えば、苺を一日外に出しておくだけで、もわーっとカビの始まりのような白いモヤがかかってしまいます。
なので、5月に入ったらすべて冷蔵庫で保存します。
特徴２： 冬は家の中が寒い
ただ、この湿度、冬が特に厄介でして、寒さで窓を閉め切っていると、カビが発生します。マルタの住居ではこれ普通です。
なので、アップルビネガー、もしくは漂白剤（ブリーチ）で壁を拭いて定期的に発生したカビを綺麗にする必要があります。
そして、湿気があるのと、基本家の構造が夏に快適になるようにつくられているので、冬は室内が寒いのです。
家から外に出るとあれ、外の方が温かい！？ということがあります。家だと3枚重ね着だけど、外だと2枚で充分だったり。
まあ、家だと外に出てる時ほど動き回っていることが少ないからだとも思うのですが。。。
特徴３： それでも温暖な冬
1月, 2月の平均気温は朝は低くても9、10度で日中は17度くらいとかなり温暖なのです。かつ、夏向け仕様の住居環境なので暖房器具はあまり充実しておらず。コタツがあったら嬉しいところです。冗談抜きで、すごいヒット商品になるかと思います。
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