Valletta walk aug20

国際免許の期限が切れたので、マルタの運転免許に切り替えようとしたのですが、日本の免許は切り替えの対象にはならず、イチから筆記と技能の試験を受けてマルタの免許を取得が必要です。今、密環境に十分配慮しながら運転実習を受けています。

 

免許の切り替えに関して調べている時に発見したのは、とにかくEU圏外の免許は取り直し、という規定なのに関わらず、なぜか圏外でもオーストラリアの免許は書類の手続き程度で切り替えができるらしい、ということ。

 

それ以外でも、以前からマルタではやたらオーストラリアとの繋がりを示すような話が多いので、どういうことか調べてみると。。。

 

遡ること約120年、マルタから最初の移民約80人が、オーストラリアへ労働者として渡航、その後も第一次世界大戦の中、整備された法律により200名強が渡航、しかしマルタからの入国者反対などの問題があり、少し揉めたのちになんとか解決し、その後も1960年代に渡航のピークを迎え、現在のオーストラリアにはマルタ生まれのマルタ人と「マルタ系オーストラリア人」は20万人強が在住してる言われています。マルタ共和国の総人口が55万人と言われているので、これはかなりの割合ですよね。

なので、オーストラリアの運転免許持ってる人は優遇、というのもまあ納得がいきました。

以前こちらのブログで、マルタへのアジアからの直行便は基本無いと書いたのですが、オセアニア、オーストラリアとの直行便がある (コロナの今は運行停止中)のはこのような理由があるからと思われます。