お姑ちゃんはちょっとクセが強い
思い込みも激しい
旦那のお父さんは10年くらい前に亡くなって
その後、お姑ちゃんは二回脳梗塞を発症して
2回目の入院が長くなり、足腰が弱り
台所に立たせるのは危ないので私が通いでご飯の支度をするようになった
しかし今年の正月に左手首を粉砕骨折
雨戸の明け閉めも私が通いでやることになりました
そして時々面白い事を言うんです
まずドロボーが来るらしい
以前、近所に住んでいる知的障害者の方が小さい頃
庭の柿をとったり、新聞紙をとったりしたようで(お姑ちゃんの家以外で)
何かあるとドロボーだと言ってその方のせいにする
その方以外でドロボー呼ばわりしてしまった事もあるし、ほぼ勘違い
お姑ちゃんが「トイレに入ると石を投げられる」と言う
「お義母さんそれは、電気がつくから虫が当たるんじゃないの?」
「ああそうか」と直ぐ納得する時もあるし
狂ったようにドロボーなんだよ!と騒ぐ時もある
でも、ボケてないんだよね
年金の入る日は忘れないし
私に電話をかける時、急用は携帯それ以外は固定電話と使い分けてるし
なんなんだろう?あのドロボー妄想は?
今一番困っているのは「頑張って~」妄想
旦那のお見舞いに連れていくと
足が悪いので車イスに乗せて、私が押して行くのだけど
入院患者さんを見ると「頑張って~頑張って~」と手を振りまくる
まるで選挙運動のよう。
日本頑張って党
殆どの方は見て見ぬふり。なかには顔を背けて笑いを押さえている人も
先日は、「あんたのが年上でしょ?お婆さんが頑張って」とお爺さんに言われてました(笑)
お姑ちゃんは皆を励ます会の会長なのだ
また、旦那のお見舞いに行かねばならない
お姑ちゃんは皆に元気よく手を振り
「頑張って~頑張って~」と練り歩くのだ!
誰か止めて