vol.428
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離婚する、と自分の中で
何回も何回も反芻して
これからどうなるんだろうという
恐ろしいぐらいの
不安な気持ちを何とか
押さえようとしました
わたしの人生は完全に
失敗してしまったという敗北感と
病気になっている夫を
見捨てるんだという罪悪感と
それから子供たちに対してなんて
わたしは無力なんだろうという
そんな気持ちだけで
体が出来ているんじゃないかと
思えました
けれどこれからも
生活は続いていきます
動かなくては
まず夫の衣類を段ボールに入れて
義実家に送りました
段ボールはすごい数になり
クローゼットはほぼ空っぽに
なりました
そして残りの返済を
どきどきしながら
全部広げて計算しました
夫はいずれ帰れると思っているので
お給料は振り込まれるように
なっているままだし
次のローンも増えずに
おとなしくしていたので
お給料もボーナスも
新幹線通勤の交通費も
全部返済に充てて行きました
そして保険証の貰える正社員の
仕事に就かないと、と考えて
ヘルパーの資格の講座に
行き始めました
増えて行かないローンは
みるみる減って行き
大体の返済のめどがたった頃に
夫に連絡して
離婚届を記入して郵送して下さいと
お願いしました
どうして?
俺たち上手く行ってたじゃん?
電話口でそう言っていました
別居している間に
夫は復職していたのでそれは
少し安心しました
そして離婚届を提出して
わたしは生まれた時の名前に
戻りました
両親にも少し前に知らせに
行きました
母は、何があったの?
もっと頑張れなかったの?
そう言いましたけれどざっくりと
これまでの経緯を話すと
もっと早く言えば良かったのに
そう言って少し涙ぐんでいました
父は何も言いませんでした
ものすごく恐ろしくてケチだと
思っていた父は実家を立て替えて
3000万近くの家の支払いを
現金で支払っていました
その父が小さくなっているように
見えました
不肖の娘
いつか本で読んだそんな言葉が
浮かびました
夫の、いえ今は元夫の母親にも
電話で伝えました
そうすると
あんたと別れたくないよ
娘だと思っていたのに
そう言って泣きじゃくりました
え、、、?
義父にひどい事を言われて
いつも洗面所で泣いて
真っ赤な目で帰っても何も
言わなかったのに。。?
二人目を授かった事を
報告した時に
お姉ちゃんが今から二人目を
考えているのにもうちょっと
ひかえりゃあ良かったのに
そう言ったのに。。?
この人がどう思っていて
本当は何を言っているのかが
一瞬フラッシュバックの様に
浮かび上がりました
それは普通でいたくて
わたしが長い間
封印していた事でした
そうだった
もう普通じゃないんだから
封印しなくてもいいんだわ
ちょっと笑えました
と同時に
こんなに不幸になるのには
何か原因があるはずだ
絶対にそれを
突き止めてやる
そう強く決意しました
つづく
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プロフィール㉔
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