vol.26
もうすぐ2月も終わり
早いですね
今週末はもう雛祭りですね
家でも、子供の頃母と姉たちで
お雛様を毎年
並べていました
わたしは五人兄弟の四女です
下には、ようやく生まれた
男子
の弟がいました
だから、わたしはお雛様は
見学係でした
六段飾りで、しかも
最上段には屏風ではなく
立派な御殿があって

そこに、お内裏様と
お雛様が並んでいました
わたしは、このお雛様が
嫌で嫌で仕方がなかったんです
どうして
だってね、友達の家に行っても
誰一人、御殿飾りのお雛様なんて
飾ってなかったから
みーんな屏風でした
この時、わたしはどう思っていたか?
きっと家は貧乏だから、普通の
お雛様が買えないんだ!
友達に見られたら、嫌だ!
恥ずかしいもん!
絶対に誰にもバレないように
しないと
だから、お雛様の時期は
好きではありませんでした
そうして、わたしたち姉妹も
大きくなって、お雛様は
飾られる事もなくなりました
高校生になって、美術の先生に
たまたまそのお雛様の話をしたら
「すごいね、今どきそんなのないよ
伝統工芸品レベルだよ」
と、言われるまで本当の価値を
知らなかったんです
なんで5歳くらいのわたしが
きっと貧乏だから、、、
と思ったんでしょうか?
それはね、家の父親は
おもちゃを殆ど買ってくれなかった
からなんです
「みんなリカちゃんを持ってるのに」
と、言うと
「みんなって誰だか言ってごらん」
と、必ず言われます。
でも、いつも
「◯◯ちゃんと、◯◯ちゃんと、、。」
その辺りで終わるので、それで話は終了
なんてひどい親なんだ
こんな家に生まれるなんて
わたしはきっと、日本で一番
不幸な子なんだわ

それくらい思っていました
あなたもそんな思い出を持って
ないですか
でも、大人になって
心理学を学んで、過去の
ひっくり返しをやって見たら
両親はわたしの欲しい本は
買ってくれていたんですよ
子供の頃のわたしは
納戸の大きな本棚の前で
いつも本を読んでいました
一人で
おもちゃで遊ぶ事なんて
ほぼ無かったんです
そりゃあ買わないだろう
大人目線で見ると
良くわかりますね
そうして思い出して来ました
クリスマスが近付くと毎年
父が、山からモミの木を
切って来てくれて
兄弟で飾り付けをしていたこと
もう何十年も前の話ですよ
わたしが拾って来た犬も
飼ってくれました
あれあれ、わたしの方が
わがままだったんじゃないの

そして、振り返ってみて
一番すごいなぁと思うのは
父は91歳の今まで、ローンというものを
組んだ事がありません
家を建て替えた時も全額現金で支払って
そんなお金、どこにあったの
と驚きました
子供を五人も育て上げたのにです
そして、この記憶で一番怖いのは
たった5歳のわたしが、もう既に
父を馬鹿にしていた
という事なんです
おもちゃの一つも買ってくれない
変なお雛様しか与えられない
貧乏な家にした父親、とね
子供の視野は本当に狭いです
こういう時に良く子供が思うこと
わたしはこんな親にはならない!
そしてその通りになります
わたしが大きくなって結婚した
相手は
欲しい物は全て
与えられて
育った人
わが子にも自分と同じように
与えようとします
それが当たり前ですからね
その結果
わたしは、自分で作った現実に
一番苦しめられる事になりました
でも、こんな勘違いいをしてる人って
以外と多いんですよ
気付かないうちにね
あなたはご両親に愛されたと
思っていますか?
尊敬していますか?
表層意識だけでなく
深層意識レベルで
もし思えていないのなら
変えた方が絶対に
お得ですよ

今日も最高の一日に



