厳しい冬を越した落葉樹には眩しいほどの新緑が

私の大好きな季節の到来です
マーガレットに小手毬それから白い小花はウツギ
スズランみたいな可愛い花はアマドコロ
こちらは寄植え
澄み切った風を感じるこんな穏やかな庭先では、大きな地震があったなんて夢のように感じます

そんな今朝方早く、ダンナと息子が水や食料、紙オムツ、その他LEDランプ等思いつく限りの物を山積みにして南阿蘇へ向けて出発しました
この時期に現地に向かう事については賛否両論あるとは思いますが・・・
色々現地の状況を聞くとね
なかなか避難所以外の場所には配給の物資も届いてない様子で
これだけ大規模な災害なんで仕方の無い事なんでしょうが
まぁ、義実家は幸運にも家が無事だったんでね
避難所に行かざるを得ない方々よりも多少なりとも恵まれていると思います
プロパンガスは無事だったので、暫くは冷蔵庫の物を使って調理していた様です
息子がね
色々ツイッターなんかを検索して、なんとか通れるルートを見つけたんでね
思い切って行ってみることにしました
それを聞きつけた職場の方々が
こちらでも手に入り難くなった水を調達するために何件もスーパーを回って下さったり
オムツや清拭用のウエットティッシュなんかを大量に提供して下さったりと
ホントに有り難い事です

そんな二人が出発した1時間後
阿蘇の義姉から

水道と電気復旧しましたぁ

と明るい連絡が
えー
、もう大量に積んで出発しちゃいましたけど( ゚ ▽ ゚ ;)

あの酷い状況から想像以上の速さでの復旧
作業に携わって下さった方々には頭が下がります
夜中に電灯の明かりがあるだけでどんなにか怖さや心細さが軽減されることでしょう

一日も早く全世帯に電気と水道が復旧すると良いですね
持ち込んだ荷物も、義姉の弟さんが役場の職員で、ちょうど物資の配給をされてるのでその荷物を託してきたそうです
途中、片側通行の道や壊れた家屋
ブルーシートの掛けられた屋根
其処の道路には陥没や隆起
見慣れた阿蘇の美しい外輪山も土砂崩れで痛々しい山肌を見せていたそう
そんな中、日本各地のナンバーの物資を運ぶ自衛隊車両とたくさんすれ違ったそう
こう言う時には本当に頼りになります
個人的には災害派遣にのみ特化した組織としての存在で十分な気がするのだけど
それを国内外に高らかに宣言する事で、国際貢献も担う事が出来るのではないかしらん
なんてね

明日はまた被災地も大雨の予想です
被災地の皆様はもとより作業に従事される方々もどうぞお気をつけ下さいませ