こんにちは
やっぱり晴れると気持ちも違いますね。

息子にとってお友達はとても大きな存在でした。
私にとっても同じです!
私は、いつからか息子に対して腫れ物に触るような感じになっていました。
今までなら『早く起きなさい、いつまで寝ているの』
『もう時間だよ、遅刻しないように早くいきなさい』
『課題は?出したの?』と、まだまだありますが
いつも私基準だった。

起きない訳じゃないのに遅刻してる訳じゃないのに課題もちゃんと出しているのに
でも、もうそのようには言えなくなってしまった。
そんな風に言ったら、何を言っても反応が無くなる!そんな怖さがありました。
機嫌悪くならないように、テンション下げないように、そんな事に私は必死でした。

でもお友達は、今までと同じに息子と接してくれました。
学校に行けなくても、同じように
『おっ、遊びに来たぞ』
『夏休みの課題、教えてくれよ』
『家の中ばかりじゃなくて、今日は出かけるぞ』
と何度も家に来ました
そして2学期に入ったら
『お母さん、俺たち朝、迎えに来ます』と…
毎朝、『迎えに来たぞ、早く際服着ろよ』と息子の部屋に入って声をかけてくれました。
お友達と一緒に朝から登校できる日もあって
制服を着て朝から自転車でお友達と登校する姿を見ては涙が止まりませんでした。
『放課後も一緒に帰って着ます』と言ってくれました。
一日中学校で過ごすことが出来、どんな顔をして帰ってくるのかな?と…
お友達と一緒に帰って着た息子は楽しそうに笑っていました。
このまま、学校に戻れたら…と何度も思いました。
それから本当に毎朝、お友達は迎えに着てくれました。雨が降っていても!
迎えに着てくれて一緒に行けるのなら
良いけれど、行ける日は僅かです。
お友達に『お迎えに来てもらっても一緒に行けないし、皆んなも朝忙しいから、まっすぐ学校行って…行けそうな時は連絡するのでその時は甘えさせて』と言ったら
『お母さん、僕たち好きでやってます。毎朝来るのは迷惑ですか?僕達が迎えに行こうって決めました』と言われました。
ありがとう。ありがとね。
お友達は朝、迎えに来ても息子が
『今日は無理そう…』と言うと
『そっかぁ、じゃプリント持って放課後寄るから待ってろよ』と言って無理強いはしませんでした

その頃の息子はお友達の前では素でいられたのかもしれません。