今日は1ヶ月ぶりの妊婦健診でした。
安定期に入って初めてです。
この1ヶ月、出血があってKKの産科の救急にかけこんだりと不安定な時期を過ごしていましたがなんとか安定期に突入。
胎動はなんと13週ぐらいからはっきりと感じ始めていたので、お腹のベビが元気なのが分かっていたのでそこは安心していました。
それにしても3人目は胎動も早くてビックリよ
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さて、今回の妊娠はイーストにある自宅より近くの
Parkway East Hospital
にかかっています。
Mt. Elizabeth と同系列の私立の病院。
これまで上2人はParagonにあるおなじみ
素子クリニックの素子先生
だったので今回も検討したのですが、
上2人の育児、送り迎えしながらの通院などを考え、利便性をとってParkwayEastにしました。
素子先生大好きなので少し…いや、かなり心残りもあるのですが、お友達が実際にParkwayEで出産したときのGynae(産婦人科医)を紹介してくれたので、今は安心して通っています。
今回はコテコテシンガポーリアンの女医さんです。
フランクで明るい雰囲気の彼女、クリニックもゆったり清潔でとても良い感じです。
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そして、1ヶ月前の検診の時に採血をしました。
新型出生前診断 NIPT
Non invasive Prenatal Screening
を受けるためです。
日本では出生前診断についてはまだ賛否両論あり、希望する全妊婦が受けられるわけではない検査なので、これについてネガティブなご意見をお持ちの方はブログをここで引き返していただければ幸いです
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日本では35歳以上、ダウン症などの染色体異常の赤ちゃんを妊娠、出産したことのある方
そして特定の機関のみで受付をしていると、その門を狭めておりますが、
ここシンガポールや多くの国(EU, アメリカ、タイ、マレーシア、香港etc)では、妊婦の意思で自由に受けることが可能です。
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この検査の内容は…
母体の血液の中には胎盤を通じて
胎児のDNA
がわずかながら流れていることが最近の研究でわかり(cell-free DNA) 、
母親を採血することによって、その胎児のDNAをかき集め、ダウン症などのトリソミーから、その他の遺伝子疾患、そしてXX,XY染色体による性別を診断するというものです。
赤ちゃんのDNAが羊水検査せずとも母体の採血だけで調べられるというリスクの低い検査で、まだその歴史は6年ほどなのですが、現在のシンガポールでは多くの妊婦さんが受けていらっしゃるようです。
この診断をする機関はアメリカにあります。
そこへ血液送ります。
結果が出るまでには2週間ほど。
ここ数年で多くの機関がこの診断をしはじめ、お値段もだいぶ下がったとのこと。
およそ5年前の息子のときは2000ドルと言われたので、当時は年齢も31歳とリスクも高くなかったので、通常のスクリー二ング検査のみにしたのですが…
今回この
ParkwayEastでは
1000ドル(約8万円)
とお値段もかなり安くなっており、ドクターにも
「年齢も36歳だし、受けておいた方が良いかもね。」
となんともあっさり笑顔で勧められたのでこのNIPTを受ける決断をしました。
確かに、高齢出産の規定は初産婦は35歳以上、経産婦は40歳以上とのことですが、かといって卵子と精子の高齢化には変わりないですものね。
(夫は今年38歳になります)
シンガポールでも第一子の平均出産年齢が女性30歳を2014年に越したので、こういったスクリーニングテストはより身近でお手軽なんだそうです。
ちなみに、日本ではお値段が平均の 20万円ほど、さらには性別を伝えるのは産科学会の規定とやらでNGとのことで、遺伝子疾患の結果だけを知ることができるみたいですね。
長くなったので、検査結果を次の記事に書きます。