近年「エモい」「尊い」という表現をよく見かけるが、これらはかなり広義の意味を持つ。感情を手っ取り早く他者と共有したい人間が生み出した言葉のように思えてならない。

「ののはな通信」は、そんな言葉たちを黙らせる。ののとはな、二人の手紙のやり取りが、400ページ以上にわたって描かれる。彼女たちは曖昧な言葉は使わない。長文になっても、相手を傷つけることになっても、自分の思いをぶつける。そしてあたたかな言葉で相手を包みいたわる。

活字なのに、熱っぽさを感じるのは何故だろう。読後に得られる感覚は、他の何にも置き換えられないし、表現できない。



(もう少し長文書けるようにしたいな)