Edtechという言葉が叫ばれて久しいですが,遅ればせながらも教育にもテクノロジーが徐々に取り入れられつつあるようです。ICT教育と呼ばれていますね。

 

でも,諸外国の教育システムやその他分野に比べると,日本の教育へのテクノロジーの介入は,かなり遅れているという記事等をよく拝見します。

 

我が家では,簡単なところから取り入れていこうと思い,1年ほど前に頂いて開封もせずにそのまま保管してあったGoogleHome Mini を引っ張り出してきました。

 

とりあえず使えるように設定して,今の所は辞書的な活用をしています。

テクノロジーによって,本当に便利な世の中になったなぁ…と思います。

考えて作って下さる方々にただただ感謝感謝です。

 

いずれ,シンギュラリティと言って,AIの能力が人間の思考力を超えると言われており,それが2045年だとか,もっと前にやってくるだとか,色々な予測が立てられていますが,違う意見の専門家もいるようです。

 

今現在の話で言えば,辞書的な使い方においても,AIがこちらの本当に知りたいことを明確に答えてくれるかと言えば,そうではありません…

 

AIのディープラーニングはすさまじいものなので,どんどん進化して,この問題点もいずれはかなり少なくなるとは思いますが,AIに行間を読むことはすごく難しいということを,理解しておかなければなりません。

 

このあたりは,「AI vs 教科書が読めない子どもたち」を読むとすごく腑に落ちると思います。

 





こちらの書籍では,シンギュラリティ―はやってこないと断言しています。

 

テクノロジーは確かに便利ですが,あくまでも私たちはそれを使いこなす側であって,そのAIが言っていることが正しいのか,そうでないのかを判断するのは人間である私たちなのです。

 

それは,私たちが行間を読むことができるから。

 

 

AIに読解力はないのです。人間だからこそできる,人間ならではの能力。

でも,今,日本人の子供において,この能力が低下していることが証明されてしまった。

更に,この能力を高める確実な方法は,正直わかっていない。

読書量等はあまり関係ないようです。

 

だったら,どうしたら良いのだろう…ということになります。

 

私なりの解は,ありきたりですが,コミュニケーションスキルを鍛えることなのかなぁ…と思います。

 

これは,私の中の資質(ストレングスファインダー)には含まれないものです。

このスキルを高めるための上手に向き合うことをしてきませんでした。

加えて,20代の頃は,そもそもそこまで重要なスキルだとおもっていませんでした。

だから未だに苦手意識があります。

 

一方,夫はコミュニケーションの強みを持っており,かつこの資質を高める研修等も受けていました。

 

だから,夫を先生の1人としてこのスキルを家族で磨いて行きたいと思います!

(私は体系的にも勉強したいなぁと思っています。)

 

まずはこの本を読んでみよう!





 

 

今,子供たちはこのGoogleHomeは面白がって使っていますが,AIが言っていることが全てではありません。

だから,AIの不完全さも生活の中で伝えてつつ,読解力(コミュ力)から自ら考える力を育み,いずれは「このAIの行っていることは本当に正しいのか?」も考える習慣も育てられたら…という方針です。

 

この度,GoogleHomeを引っ張り出してきて,また新たに学びがありました。

 

テクノロジーによって世の中はどんどん進んでいく。

知識をどんどんアップデートしていかなければならないと改めて感じました。

そしてその為には,溢れかえる情報の中から正しいものを選択する必要があるので,読解力(コミュニケーションスキル)を磨くことを日々意識して,生活していきたいと思いました!

 

ICT教育のICTの略は(Informationand Communication Technology)です。

「情報通信技術」と訳されますが,ばっちりCommunication が含まれています!

(ITだけだったのが,2004年頃にICTに変更となったようです。)

 

「コミュニケーションを前提にテクノロジーを活用していく」

この本質は忘れないようにしたいです。