最近小学校1先生の息子が「ママ,~って知ってる?」とよく聞いてきてくれます。

 

まだまだ幼い質問が多いですが,発達遅れを心配しているだけに,この様に聞いてきてくれることは,私にとってはとても喜ばしいことです。

 

昨日言われたのは,「ママ~,コミュニケーションって知ってる?」でした。

 

いつもはたいていすぐに答えられることを質問されるので気軽に構えていましたが,

今回ばかりは,答えにつまってしまいました。

 

とっさに私が返した言葉は「誰から教えてもらった?」です。

 

そしたら「パパだよ」とのこと。

 

おそらく,人のお話をしっかり聞こうねという話の流れで「コミュニケーション」という言葉が出てきたのだと思います。

 

「そっか~,相手のお話をしっかり聞いて,お話をすることだよ。大人でも難しいけど,とっても大事なことだよ。」ととっさに伝えましたが,自分的にはしっくりくる答えではありませんでした。

私が伝えた言い方だと,コミュニケーションを「言葉」に限定してしまう感があったので…

 

コミュニケーションは,タイトルにも書いた通り,「相手の頭の中(宇宙)を想像すること」から始まるものだと私自身は思っているので,上記の伝え方ではかなり違ったニュアンスになるかと…

 

自分の頭の中と相手の頭の中の交信。これがコミュニケーションかなぁと。

イメージ的には宇宙人の交信みたいな感じです。

 

でも,私達には(現時点では)それが出来ないので,「行間を読む」ということも,コミュニケーションの味噌となってくるわけです。

 

でも,この行間,曲者で読みすぎてもよくない。

そして,決して言葉を軽視してはならないということも,肝に命じておかなければなりません。


うーん…難しい!

 

伝える側の立場に立ったときは,自分の頭の中を一生懸命,言葉とか,わかりやすい形で表す努力を最大限にした上で,どうしても形にならないものを相手にどうイメージしてもらうかを考え,行動する。これは相手によって違ってきます。

 

受け取る側の立場に立ったときは,相手の頭の中にある,形にならない概念を想像する努力をすること。

 

これとっても難しいですが,できるようになれば人生より楽しくなるはずです。


できるようになりたい!

 

 

そして,息子にはどう伝えようか…

 

「自分の頭の中と相手の頭の中を,通信するみたいな感じ!」と伝えてみようかと思います。